有給を利用し、11月11日から19日までを9連休とした。
11月11日 中国東方航空MU548便 1:55 バンコク(スワンナプーム) → 7:05 上海(浦東)
11月11日 中国東方航空MU523便 9:10 上海(浦東) → 12:50 東京(成田)
11月15日 四川航空3U8086便 20:30 東京(成田) → 0:50 成都
12797バーツ(約44800円)
11月20日 タイ・ライオン・エアSL8051便 03:55 成都 → 5:50 バンコク(ドンムアン)
3993バーツ(約14000円)
という航空券を購入して、連休の前半に一時帰国をし、連休の後半に四川省を旅行するという計画を立てた。
11月20日は午前5時50分にバンコクに到着してから、その日に出勤するというタフなスケジュールであった。
【2017.11.11】中国東方航空
バンコクからラオス上空、ベトナム上空を通過し、海南島上空、広州上空などを経由して、上海へと至る。
飛行時間は4時間と短いので、機内で睡眠をとるのは難しい。
【2017.11.11】機内にて
夜が明けたころには、すでに、上海付近にさしかかっている。
【2017.11.11】上海郊外上空
秋の水田が広がっている。
【2017.11.11】上海郊外上空
タイにも季節がないわけではないが、明確な秋と言ったものはない。
【2017.11.11】上海郊外上空
今年もどうやら「秋」を味わえそうで、よかった。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
上海浦東空港で乗り継ぎをする。
トランジットカウンターで、トランジットの手続き(パスポートと搭乗券を提示の上、顔写真の撮影)を終え、荷物検査を済ませてから、成田へと向かう便を待つ。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
それにしても、寒い。
風邪をひいてしまいそうだ。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
次に、東京(成田)へ向けて飛び立つ。飛行時間は2時間40分ほどにしかならない。
隣に、おばあさんたちのグループが座っていたのだが、見た目は日本人のおばあさんにしか見えないのにも関わらず、流暢な中国語で話す。日本に馴染んでしまった華僑であろうかと思いつつ、見ていると、おばあさんのうちの一人が僕に日本語で話しかけてきて、会話が始まった。
おばあさん : 「あなた、日本で留学しているの?」
どうやら僕のことを、日本で勉強をしている中国人留学生だと判断したらしい。
僕 : 「いいえ。中国人ではなくて、日本人です。バンコクで働いていて、東京に一時帰国ところなんです」
おばあさん : 「ははあ。外国で働いているんだね。私の息子も、今、北京で働いている。もう40を過ぎるが。いつも、日本に帰りたいと言っている。空気が悪いから」
話をしていると、彼らは上海に観光旅行に訪れた、中国残留孤児だということが分かった。
30年前に、息子や夫など家族を連れて日本に帰国したという。中国から日本に戻れば生活が楽になると思っていたが、決してそうではなかったという。言語の問題など、日本の生活に適応するのは決して楽ではなかった。また、家族を養うに十分なお金を稼ぐには、中華料理店を開き、年中無休で働くくらいしか方法がなかったという。息子が独立して、自身も仕事を辞めてから、ようやく余裕が出てきて、以前はできなかった旅行などを楽しんでいるそうだ。なぜ旅行先が上海になったかというと、阪急交通社のツアーがただ安かったからだそうで(それも、日本国内の旅行よりも)、故郷の中国に懐かしみがあるだとか、そういった理由ではなかったらしい。そもそも遼寧省出身だから、上海なんてなじみが薄い。
中国残留孤児の人たちと話したのは、これが初めてだった。
【2017.11.11】機内食
機内食は、まずかった。
上海を離陸してからはずっと海が続いていたが、しばらくすると、日本列島が見えてきた。
【2017.11.11】長崎県上空
長崎県のあたりが見えてくる。
8月半ばにも一時帰国をしていたから、日本に戻ってくるのは3か月ぶりにもならないのだが、それでもいつも、日本に戻ってくるというのは感慨があるものだ。
【2017.11.11】九十九里浜付近
成田空港へと高度を落としていく。
【2017.11.11】成田空港付近
着陸する。
【2017.11.11】成田空港にて
秋晴れだ。
【2017.11.11】成田空港にて
バンコクから東京へと戻る際、中国東方航空を利用するのは初めてだった。乗り継ぎの煩雑さは否めないけれども、手荷物を預ける場合、LCCであるエアアジアやScootよりもかえって安く上がったりするし、中国東方航空については、サービスについても客層についても良かったから、また、利用したいと思えた。
11月11日 中国東方航空MU548便 1:55 バンコク(スワンナプーム) → 7:05 上海(浦東)
11月11日 中国東方航空MU523便 9:10 上海(浦東) → 12:50 東京(成田)
11月15日 四川航空3U8086便 20:30 東京(成田) → 0:50 成都
12797バーツ(約44800円)
11月20日 タイ・ライオン・エアSL8051便 03:55 成都 → 5:50 バンコク(ドンムアン)
3993バーツ(約14000円)
という航空券を購入して、連休の前半に一時帰国をし、連休の後半に四川省を旅行するという計画を立てた。
11月20日は午前5時50分にバンコクに到着してから、その日に出勤するというタフなスケジュールであった。
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自宅周辺(プロンポン駅周辺)からスワンナプーム空港までタクシーを利用したが、ドライバーは高速道路の走行中にスマートフォンを利用するなど、危なっかしいものだった。遠回りをされたのか高速道路料金を含んで、390バーツ(約1365円)もかかってしまったし、不運だった。
スワンナプーム空港はたくさんの旅行客で溢れていて、主に帰国する中国人観光客のせいで、チェックインを済ますのに50分もかかった。
バンコクから上海までの区間は、中国東方航空傘下の上海航空によって運行される。機内は狭く、LCCと変わりがないが、機内食が配られるなどしてFSCとも変わりがない。
自宅周辺(プロンポン駅周辺)からスワンナプーム空港までタクシーを利用したが、ドライバーは高速道路の走行中にスマートフォンを利用するなど、危なっかしいものだった。遠回りをされたのか高速道路料金を含んで、390バーツ(約1365円)もかかってしまったし、不運だった。
スワンナプーム空港はたくさんの旅行客で溢れていて、主に帰国する中国人観光客のせいで、チェックインを済ますのに50分もかかった。
バンコクから上海までの区間は、中国東方航空傘下の上海航空によって運行される。機内は狭く、LCCと変わりがないが、機内食が配られるなどしてFSCとも変わりがない。
【2017.11.11】中国東方航空
バンコクからラオス上空、ベトナム上空を通過し、海南島上空、広州上空などを経由して、上海へと至る。
飛行時間は4時間と短いので、機内で睡眠をとるのは難しい。
【2017.11.11】機内にて
夜が明けたころには、すでに、上海付近にさしかかっている。
【2017.11.11】上海郊外上空
秋の水田が広がっている。
【2017.11.11】上海郊外上空
タイにも季節がないわけではないが、明確な秋と言ったものはない。
【2017.11.11】上海郊外上空
今年もどうやら「秋」を味わえそうで、よかった。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
上海浦東空港で乗り継ぎをする。
トランジットカウンターで、トランジットの手続き(パスポートと搭乗券を提示の上、顔写真の撮影)を終え、荷物検査を済ませてから、成田へと向かう便を待つ。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
それにしても、寒い。
風邪をひいてしまいそうだ。
【2017.11.11】上海浦東空港にて
次に、東京(成田)へ向けて飛び立つ。飛行時間は2時間40分ほどにしかならない。
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隣に、おばあさんたちのグループが座っていたのだが、見た目は日本人のおばあさんにしか見えないのにも関わらず、流暢な中国語で話す。日本に馴染んでしまった華僑であろうかと思いつつ、見ていると、おばあさんのうちの一人が僕に日本語で話しかけてきて、会話が始まった。
おばあさん : 「あなた、日本で留学しているの?」
どうやら僕のことを、日本で勉強をしている中国人留学生だと判断したらしい。
僕 : 「いいえ。中国人ではなくて、日本人です。バンコクで働いていて、東京に一時帰国ところなんです」
おばあさん : 「ははあ。外国で働いているんだね。私の息子も、今、北京で働いている。もう40を過ぎるが。いつも、日本に帰りたいと言っている。空気が悪いから」
話をしていると、彼らは上海に観光旅行に訪れた、中国残留孤児だということが分かった。
30年前に、息子や夫など家族を連れて日本に帰国したという。中国から日本に戻れば生活が楽になると思っていたが、決してそうではなかったという。言語の問題など、日本の生活に適応するのは決して楽ではなかった。また、家族を養うに十分なお金を稼ぐには、中華料理店を開き、年中無休で働くくらいしか方法がなかったという。息子が独立して、自身も仕事を辞めてから、ようやく余裕が出てきて、以前はできなかった旅行などを楽しんでいるそうだ。なぜ旅行先が上海になったかというと、阪急交通社のツアーがただ安かったからだそうで(それも、日本国内の旅行よりも)、故郷の中国に懐かしみがあるだとか、そういった理由ではなかったらしい。そもそも遼寧省出身だから、上海なんてなじみが薄い。
中国残留孤児の人たちと話したのは、これが初めてだった。
【2017.11.11】機内食
機内食は、まずかった。
上海を離陸してからはずっと海が続いていたが、しばらくすると、日本列島が見えてきた。
【2017.11.11】長崎県上空
長崎県のあたりが見えてくる。
8月半ばにも一時帰国をしていたから、日本に戻ってくるのは3か月ぶりにもならないのだが、それでもいつも、日本に戻ってくるというのは感慨があるものだ。
【2017.11.11】九十九里浜付近
成田空港へと高度を落としていく。
【2017.11.11】成田空港付近
着陸する。
【2017.11.11】成田空港にて
秋晴れだ。
【2017.11.11】成田空港にて
バンコクから東京へと戻る際、中国東方航空を利用するのは初めてだった。乗り継ぎの煩雑さは否めないけれども、手荷物を預ける場合、LCCであるエアアジアやScootよりもかえって安く上がったりするし、中国東方航空については、サービスについても客層についても良かったから、また、利用したいと思えた。