空は澄んでいる。

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【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 長瀞渓谷へとやってくる。

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 長瀞渓谷は荒川の上流にある渓谷だ。

IMG_5986【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 日本地学発祥の地として、日本ジオパークに登録されている。

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 エメラルド色の川には、ライン下りの舟が下っていく。

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 紅葉を楽しみにしてやってきたのだが、思ったより、色づき具合が鮮やかではない。

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 見頃にはまだ早かったのだろうか。

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 燃えるような紅葉を期待していたが、そうはならなかった。

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 そもそも関東地方の秋の冷え込み具合では、あまりきれいに染まらないのかもしれない。紅葉がきれいに染まるには、朝晩の冷え込みが厳しくなくてはならない。

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 上流に向かって、歩いていく。

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 川の流れが、激しい。

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 岩と岩の間の狭隘ところでは、水はごおっと音を立てながら、渦を巻き流れていく。

IMG_6039【2017.11.13】紅葉

 歩いていると、もみじ公園へと出てくる。

IMG_6044【2017.11.13】紅葉

 ライン下りの舟に乗りに行くことにした。
 長瀞には何回か来たことがあるけれども、ライン下りの舟に乗るのは初めてだった。

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 船着場まで歩いていく。

IMG_6060【2017.11.13】荒川河川敷

 船着場につくと、トラックが舟を運んで下ろしていた。
 ライン下りで下った舟は、トラックにのせられて陸路で移動させられて、また上流地点に戻ってくるようになっている。川を下ることしかできない舟、なんだか哀れだ(笑)
 「秩父フリーきっぷ」を提示すると1区間1600円の乗船代が、1450円に割り引かれる。

IMG_6064【2017.11.13】ライン下り

 2つの舟が同時に出発する。

IMG_6068【2017.11.13】ライン下り

 3kmのコースを15分ほどかけて下っていく。
 船頭は「先日の大雨で、水量が多いため、普通は15分ほどで行くのですが、今日はもう少し早めにつきそうです」という。それから、「前方の舟は、濡れやすい、スリリングなコースを選んで下っていますが、我々は濡れないコースを行きましょう。途中、川が浅いところがあって、舟の底に衝撃が感じられますから、気を付けてください」という。どういうコースを下っていくかは、船頭の裁量であるらしい。

IMG_6071【2017.11.13】ライン下り

 しばらくすると、落ち着いた流れへと出てくる。

IMG_6076【2017.11.13】ライン下り

 「ここから先は荒川上流部で、流れが緩やかな区間なんです。流れが緩やかなところを『瀞(とろ)』と言います。漢字で、『さんずい』に『静か』とかきますから、その意味も分かるでしょう。その『瀞』の区間が長いから、長瀞と呼ばれるようになったんです。長瀞町の地名の由来です」

IMG_6078【2017.11.13】ライン下り

 川面から紅葉をながめる。
 ラインくだりはあっという間に終わってしまった。