早朝に起こされ、茶店子バスターミナルへと向かう。
 20代前半にも見える若いお母さんが、オート三輪を運転して、僕をバスターミナルへ連れていく。成都では、オート三輪がよく、利用されているもようだ。

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【2017.11.16】バスターミナル周辺にて

 すでに午前7時半になろうとしていが、成都は中国西部にあるためか、まだ暗かった。

IMG_6188【2017.11.16】茶店子バスターミナルにて

 2017年11月時点では、茶店子から丹巴までのバスは、
 
 午前8時発
 午前9時30分発

 の1日2便が存在する。運賃は131元(約2230円)だ。
 午前7時半の時点ではすでに午前8時半の乗車券は売り切れていて、午前9時半の便に乗らざるを得なかった。その便ですらもう残り座席数が11となっていて、希望の時間のバスには乗れなかったものの、次の便の乗車券を確保できたことは幸運だったと思う。下手をしたら、乗車できなかったかもしれない。

20171116茶店子丹巴

 成都から丹巴へと向かうバスの乗車券は、できることなら出発する前日に確保されたい。

IMG_6190【2017.11.16】朝食

 皮蛋粥と、油條(揚げパン)を食べながら、2時間をつぶす。

IMG_6191【2017.11.16】バスターミナルにて

 バスターミナルには、袈裟をまとったチベット僧などがいて、いよいよチベット族自治州へ向かうのだと、心が高鳴りする。

IMG_6196【2017.11.16】バスターミナルにて

 バスの車体には、チベット文字が書かれている。

IMG_6198【2017.11.16】バスターミナルにて

 バスは、展望席があるような、立派なものだ。

IMG_6199【2017.11.16】車内にて

 事前に確認していた情報によると丹巴へは、標高4000mに肉薄する峠道を通っていくとあったのだが、あまりにも立派なバスであるため、いまいち実感がわかない。
 車内に酔い止めか、それとも、高山病かの薬を売りに、おばさんが入って来て、また出ていく。

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【2017.11.16】車内にて

 定刻から10分ほど遅れて、午前9時40分にほぼ満員になったバスは丹巴へと向けて成都を出発したのであった。