成都に住んでいる四川人の友人と、地下鉄春熙路駅前で待ち合わせる。
 周辺は歩行者天国となっている。

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【2017.11.18】春熙路駅前

 伊勢丹百貨店と、その奥にイトーヨーカ堂がある。
 「あのイトーヨーカ堂はかなり、昔からある。僕が幼いころにはすでにあった。このあたりがそれほど繁華ではなかったことからあった」と友人は言う。
 そのイトーヨーカ堂は1997年11月20日に開業したもので、ちょうど、開業20周年を迎えようとしているところだった。
 伊勢丹百貨店は2007年に開業したもので、ようやく10年を迎えたところだった。

IMG_6986【2017.11.18】IFS

 その向かいには、2014年に開業したIFSがある。

 僕 : 「国際金融中心がなんで、IFSなのだろう。英訳したら、International(国際) Finance(金融) Center(中心)なのだから、IFCになるはずでは」
 友人 : 「それは僕も以前から、気になってはいたのだが。―調べてみると、Internatinal Finace Squareの頭文字をとっているみたいだよ」
 僕 : 「それだったら、国際金融広場とすべきだね」
 友人 : 「そうそう」

 ビルに覆いかぶさっているパンダが、とてもチャーミングだ。

IMG_6987【2017.11.18】スナック

 お腹が空いたから、 鶏足をつまむ。

IMG_6999【2017.11.18】鶏足

 ヒリヒリとしびれる辛さがあって、とてもおいしい。
 それから白家肥腸粉というお店の、「肥腸粉」というものを食べる。四川人のソウルフードだという。「腸粉」とあるから、広東省や香港にある「腸粉」の仲間かと思っていたが、これが全く違った。

IMG_6989【2017.11.18】肥腸粉

 さつまいものでんぷんで作った麺と、豚の大腸を煮込んだスープが合わさった麺料理だった。これを、ひりひりと痺れる辛さでいたただく。 これが、本当においしい。

■参考(広州や香港の腸粉)
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 香港や、広東省のものは「腸のような形に作った料理」であったが、四川のものは本当の「腸」を利用した麺料理である。これらは全く、異なる。
 肥腸粉とは別のものを夕食として食べる予定だったが、あれだけですっかりお腹いっぱいになって、結局、肥腸粉が夕食となってしまった。
 それにしても、また食べたいと思う。ただ肥腸粉を食べに行くためだけに四川省に行く。それも、いいと思う。本本場の四川料理は本当においしい。