山から下りて喉も乾いていたし、お腹も空いていたから何かを食べることした。

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【2017.12.17】ノンキャウにて

 インド料理を食べにいくことにした。

IMG_8016【2017.12.17】ノンキャウにて

 「DEEN INDIAN FOOD」というインド料理のレストランだ。

IMG_8028【2017.12.17】DEEN INDIAN FOOD

 前の日、どこで夕食を食べようかと見て回っていた時、町で一番賑わっているなあと思いつつ、せっかくラオスにやってきたのだからインドではなくてとりあえずラオスの料理を食べようとパスしたレストランだったが、気にはなっていたのだった。
 ラオスコーヒーとカレーのセットを注文する。

IMG_8020【2017.12.17】ラオスコーヒー

 ラオスコーヒーというのは、濃厚な練乳の入ったコーヒーで、ベトナムコーヒーに似ているものだった。
 前の日、ずいぶんと賑わっていたけれども、まだ正午を回っていない時間だったためか、客はほとんどいなかった。WiFiが利用できたから、コーヒーを飲み、スマートフォンをいじりながら、カレーが出てくるのを待った…。

 …。

 結局、カレーが出てくるのに、50分くらいの時間がかかった。どうせ、ノンキャウ。これといってすることもない町だから、それでいいのだろう。実際、これだけ待たなくてはならなかったのは、僕がランチタイムとされる時間よりも早く行ってしまい、まだカレーの準備ができていなかったからだと思う。正午を過ぎてから、行った方がよいと思う。

IMG_8023【2017.12.17】カレー

 お米はラオスのお米で、インドのものとは違い、日本のお米に似ている。(ラオスのお米は、タイのものよりも粘り気があってやや、日本のものに近づく)どれも、とてもおいしかった。
 コーヒーと合わせて、40000kip(約520円)ほどしか払っていないから、リーズナブルだと思う。

IMG_8030【2017.12.17】ノンキャウにて

 ところで、インドからの移民が、ラオスの山奥の村にもいるというのが不思議だった。一体、あのインドの人たちは何を思ってラオスの山奥の村に、インド料理のレストランを開くことを思いついたのだろう。インドからラオスへの人の流れ、そういうものは一度も考えたことがない。

IMG_8032【2017.12.17】ノンキャウにて

 そう考えるとノンキャウはずいぶん、国際的なところである。ただの山奥の村のように見えて、世界中からの観光客で溢れ、インド料理店で働くインドからの移民もいる。

IMG_8033【2017.12.17】ノンキャウにて

 ノンキャウからは次の目的地、ムアンゴイ(ເມືອງ​ງອຍ)はオウ川の上流にある村で、ノンキャウからスピードボートに乗っていくことになる。

IMG_8035【2017.12.17】ノンキャウにて

 宿をチェックアウトしてから、ノンキャウの船着場へと向かった。