太子坡でシャトルバスを乗り換える際、太子坡を見学することにした。山の中腹にあり、1412年から建設が始まった地区で、29もの建築物がある。

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【2016.2.16】太子坡にて

 圧巻ともいえるのがこの曲がりくねる、赤い塀の景色だ。

IMG_4004【2016.2.16】太子坡にて

  「九曲黄河墻」と呼ばれていて、全長71mに渡るという。高さは2.5mあり、厚さは1.5mあるというから、どうりでどっしりとした印象をうける。この景色は中国全土で有名で、映画などによく登場するという。

IMG_4006【2016.2.16】太子坡にて

 600年前に建てられた建築群がならぶ。

IMG_4010【2016.2.16】太子坡にて

 2月ではあるが、木々は青々としており、山中とはいえ比較的、温暖な地域であるようだ。

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【2016.2.16】太子坡にて

 南岩宮や金頂のような壮大さはさほど感じられないがが、その分、居心地のよさを感じる。

IMG_4016【2016.2.16】太子坡にて

 中国の情緒を味わうことができる。

IMG_4017【2016.2.16】太子坡にて

■太子坡景區
 入場料:無料
 開放時間:午前8時~午後5時 

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 さて、武当山観光を終えることにしよう。宿に戻り、預けておいた荷物を受け取り、下山する。

IMG_4023【2016.2.16】太子坡にて

 武当山の山中には茶畑が散在し、武当道茶が名産品となっている。これは、明朝や清朝への貢ぎ物にもなり、時の皇帝に愛されもしたという。麓にあるお土産屋さんで購入し、日本へと持ち帰るお土産とした。
 1泊ということで、駆け足での観光となってしまった。紫霄宮や瓊台を見学する時間はなかった。せめて2泊はしたかった。次は秋に紅葉でも見にこようと思う。何年後にはなるか分からないが…。

■武当山旅行記
#0148.武当山旅行記1 - 武当山へと入山する
#0149.武当山旅行記2 - ここは仙人の住む里か
#0150.武当山旅行記3 - 武当山で迎える朝
#0151.武当山旅行記4 - 南岩から金頂へと登っていく
#0152.武当山旅行記5 - 神秘の灰が降る金頂
#0153.武当山旅行記6 - 金頂で大吉を引く
#0154.武当山訪問記7 - 五行糕を食べてからロープウェイで下山する
#0155.武当山旅行記8 - 太子坡、そして下山