次に中華街にやってくる。
【2017.3.10】中華街にて
知り合いにはただ、「中華街」だと言って、見せられる。
それから、トラファルガー広場へとやってくる。
【2017.3.10】トラファルガー広場
ピカチュウがいる。
【2017.3.10】ピカチュウ
ナショナル・ギャラリー前にある広場で、有名だから、連れてきてやったと知り合いは言う。
【2017.3.10】ナショナル・ギャラリー
そこに、チベットの中共支配に対して抗議する、デモ隊がやってきた。
【2017.3.10】デモ隊
そこにはチベット人や、漢族、そして白人もいた。当事者ではない白人たちがどう、このデモ活動に参加することになったのは分からない。
知り合いに、チベットの問題がイギリスでは有名であるのかどうかをたずねると、「自分はあれが何の問題について扱っているのか、分からない。ロンドンでは、世界各地からやってきた人たちがデモをおこなっていて、その多くのデモの内容についてイギリス人が必ずしも関心を持っているわけではない」と言った。
【2017.3.10】ロンドンにて
その知り合いはとても、速足で歩いた。
ロンドンの観光名所を僕に全て、紹介してしまいたいらしい。
【2017.3.10】ロンドンにて
歩いては「ここが有名なところだよ。写真を撮るのにいいところだよ」と言って、紹介するだけだった。
【2017.3.10】ロンドンにて
自分が興味のあるものに対して少し立ち止まって、いろいろと質問をすると、嫌そうにされた。何らかの知識について尋ねたら「知らない」と言われ、人について尋ねたら「人による」と言われるから、ちっとも話は盛り上がらない。
【2017.3.10】ビッグベン
かの有名なビッグベンへとやってくる。
【2017.3.10】ビッグベン
ロンドンをめぐって面白いかときけば、「ロンドンに住んでいるから、みんな、慣れっこで、真新しいものはない」という。
彼に案内されていると、旅行がつまらなくなってしまう。
やはり僕は旅行が好きで、見たいものは自分のペースで見たいと思う。現地の人に案内があって、初めて見えてくるものがある、そういう案内は大歓迎だけれども、通り一遍の観光地紹介を、事務処理でもするかのようにぱっぱっぱっと片付けられるのでは、よくない。
【2017.3.10】グリーンパークにて
バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のあるグリーンパーク(Green Park)へとやってくる。
【2017.3.10】クロッカス
クロッカスの花が咲いている。
【2017.3.10】水仙
水仙の花がかわいらしげに、咲いている。
知り合いに、花の名前を英語で尋ねたところ、「そういうものは興味がないから分からない」とだけ言った。
【2017.3.10】グリーンパークにて
バッキンガム宮殿は柵の向こうに見える、宮殿を見るだけだ。
【2017.3.10】バッキンガム宮殿
柵の外からしか見ることができなくても、たくさんの観光客がいた。
それから、カフェに向かうことにした。
【2017.3.10】ロンドンにて
ロンドンの街並みは、古いものと新しいものがうまく共存していて、なかなか魅力的である。
【2017.3.10】カフェにて
知り合いに、東京から持ってきたお土産として、抹茶味のお菓子をいくつか渡した。
その知り合いに東京を案内した時は、彼は母親とやってきていた。だから、この日には会えなかったが、彼の母親にも渡してほしいと言った。そうすると彼は、「できたらそうする」とだけ言った。
思えば、彼とその母親に東京を案内していた時、いろいろなことに興味を抱いていたのは母親の方で、彼本人は時々、つまらなそうにしていた。母親は都会があまり好きではなくて、今はスコットランドの方にいるという。彼女に会えなかったことは、残念である。
【2017.3.10】カフェにて
そういうことを思い出しながら、彼にたずねた。
僕 : 「日本に旅行しようと言い出したのは、お母さんだったの?」
彼 : 「いや、日本に前から行きたかったのは俺だよ。昔から、ゲームとか好きだったし」
僕 : 「日本旅行は楽しかった?」
彼 : 「十分、楽しんだよ。東京はよかった。宮島や京都は、古いものばかりで時々、退屈だったけれども」
僕 : 「ところで、人々が英語を話す国にやってきたのは初めてだけれども、簡単ではない」
彼 : 「それでも、君はうまくやっていると思うけれども」
僕 : 「中高で6年間勉強したけれども、日本語とは全く異なる言語だから、満足に話せるようにならない」
彼 : 「え?6年勉強しても、それしかできないのか」
僕 : 「そりゃ、6年じゃちっとも足りないさ。そういう君は、何語が話せるのさ」
彼 : 「英語だけ。そういうものを勉強するのに、俺は向いていないんだ。そもそも、英語は世界で一番、便利な言語なんだ。それは、君も認めるだろう。だから、世界の人は英語を勉強する。僕は、英語が話せるから、それで十分なのさ」
僕 : 「僕は、日本語と韓国語と英語が話せるけれども、便利かどうかを基準に勉強しているわけではない…」
あまり、楽しい会話ではなかったけれども、英会話の練習としては、悪くはなかった。
【2017.3.10】カフェにて
日が沈みはじめていた。
時差ボケのせいで、ひどい眠気を感じ始めていたので、Airbnbの方に戻ることにした。ロンドンをとても、おおざっぱに見せられた一日だった。ロンドン都心の地理についておおざっぱに把握できたのは、それはそれでよかったが、知り合いの案内はあまりよくなかった。
【2017.3.10】中華街にて
知り合いにはただ、「中華街」だと言って、見せられる。
それから、トラファルガー広場へとやってくる。
【2017.3.10】トラファルガー広場
ピカチュウがいる。
【2017.3.10】ピカチュウ
ナショナル・ギャラリー前にある広場で、有名だから、連れてきてやったと知り合いは言う。
【2017.3.10】ナショナル・ギャラリー
そこに、チベットの中共支配に対して抗議する、デモ隊がやってきた。
【2017.3.10】デモ隊
そこにはチベット人や、漢族、そして白人もいた。当事者ではない白人たちがどう、このデモ活動に参加することになったのは分からない。
知り合いに、チベットの問題がイギリスでは有名であるのかどうかをたずねると、「自分はあれが何の問題について扱っているのか、分からない。ロンドンでは、世界各地からやってきた人たちがデモをおこなっていて、その多くのデモの内容についてイギリス人が必ずしも関心を持っているわけではない」と言った。
【2017.3.10】ロンドンにて
その知り合いはとても、速足で歩いた。
ロンドンの観光名所を僕に全て、紹介してしまいたいらしい。
【2017.3.10】ロンドンにて
歩いては「ここが有名なところだよ。写真を撮るのにいいところだよ」と言って、紹介するだけだった。
【2017.3.10】ロンドンにて
自分が興味のあるものに対して少し立ち止まって、いろいろと質問をすると、嫌そうにされた。何らかの知識について尋ねたら「知らない」と言われ、人について尋ねたら「人による」と言われるから、ちっとも話は盛り上がらない。
【2017.3.10】ビッグベン
かの有名なビッグベンへとやってくる。
【2017.3.10】ビッグベン
ロンドンをめぐって面白いかときけば、「ロンドンに住んでいるから、みんな、慣れっこで、真新しいものはない」という。
彼に案内されていると、旅行がつまらなくなってしまう。
やはり僕は旅行が好きで、見たいものは自分のペースで見たいと思う。現地の人に案内があって、初めて見えてくるものがある、そういう案内は大歓迎だけれども、通り一遍の観光地紹介を、事務処理でもするかのようにぱっぱっぱっと片付けられるのでは、よくない。
【2017.3.10】グリーンパークにて
バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のあるグリーンパーク(Green Park)へとやってくる。
【2017.3.10】クロッカス
クロッカスの花が咲いている。
【2017.3.10】水仙
水仙の花がかわいらしげに、咲いている。
知り合いに、花の名前を英語で尋ねたところ、「そういうものは興味がないから分からない」とだけ言った。
【2017.3.10】グリーンパークにて
バッキンガム宮殿は柵の向こうに見える、宮殿を見るだけだ。
【2017.3.10】バッキンガム宮殿
柵の外からしか見ることができなくても、たくさんの観光客がいた。
それから、カフェに向かうことにした。
【2017.3.10】ロンドンにて
ロンドンの街並みは、古いものと新しいものがうまく共存していて、なかなか魅力的である。
【2017.3.10】カフェにて
知り合いに、東京から持ってきたお土産として、抹茶味のお菓子をいくつか渡した。
その知り合いに東京を案内した時は、彼は母親とやってきていた。だから、この日には会えなかったが、彼の母親にも渡してほしいと言った。そうすると彼は、「できたらそうする」とだけ言った。
思えば、彼とその母親に東京を案内していた時、いろいろなことに興味を抱いていたのは母親の方で、彼本人は時々、つまらなそうにしていた。母親は都会があまり好きではなくて、今はスコットランドの方にいるという。彼女に会えなかったことは、残念である。
【2017.3.10】カフェにて
そういうことを思い出しながら、彼にたずねた。
僕 : 「日本に旅行しようと言い出したのは、お母さんだったの?」
彼 : 「いや、日本に前から行きたかったのは俺だよ。昔から、ゲームとか好きだったし」
僕 : 「日本旅行は楽しかった?」
彼 : 「十分、楽しんだよ。東京はよかった。宮島や京都は、古いものばかりで時々、退屈だったけれども」
僕 : 「ところで、人々が英語を話す国にやってきたのは初めてだけれども、簡単ではない」
彼 : 「それでも、君はうまくやっていると思うけれども」
僕 : 「中高で6年間勉強したけれども、日本語とは全く異なる言語だから、満足に話せるようにならない」
彼 : 「え?6年勉強しても、それしかできないのか」
僕 : 「そりゃ、6年じゃちっとも足りないさ。そういう君は、何語が話せるのさ」
彼 : 「英語だけ。そういうものを勉強するのに、俺は向いていないんだ。そもそも、英語は世界で一番、便利な言語なんだ。それは、君も認めるだろう。だから、世界の人は英語を勉強する。僕は、英語が話せるから、それで十分なのさ」
僕 : 「僕は、日本語と韓国語と英語が話せるけれども、便利かどうかを基準に勉強しているわけではない…」
あまり、楽しい会話ではなかったけれども、英会話の練習としては、悪くはなかった。
【2017.3.10】カフェにて
日が沈みはじめていた。
時差ボケのせいで、ひどい眠気を感じ始めていたので、Airbnbの方に戻ることにした。ロンドンをとても、おおざっぱに見せられた一日だった。ロンドン都心の地理についておおざっぱに把握できたのは、それはそれでよかったが、知り合いの案内はあまりよくなかった。