さきほど、テレビ塔にのぼることがなかったから、タシュケント市内を高いところから一望する機会を逃してしまった。それが心残りだとウズベキスタンの友人に伝えたところ、彼女はタシュケント市内の遊園地にある観覧車に乗ればよさそうだと、ナイスな提案をしてくれた。
3人で、遊園地へと向かうことになった。また路上で、一般車両を止め、交渉をし、それから乗り込む。車窓に、住宅団地が見えてくる。
【2014.7.21】住宅団地
なんだろう。日本と違う。
それから遊園地に到着する。ウズベキスタンの友人がいなかったら、ここまでやってくることはできなかったと思う。サマルカンドやブハラ、ヒヴァなどにも観覧車のある遊園地はあったが、タシュケントのものはさすが首都だけあって、規模が大きい。ひどく暑くて乾燥しているから、ペットボトルの水をひとつ買い求めたところ、炭酸水だった。僕は、炭酸水が苦手だ。ただ、肌にかけて涼をとるための水として利用することにした。
さっそく、発展途上国にありがちな、怪しいキャラクターたちが我々を迎えてくれる。
【2014.7.21】遊具
そのほとんどが、中国産である。
【2014.7.21】遊具
おそらく、著作権料は払っていないだろうし、ディズニー側もウズベキスタンまでやってきて告発することはないだろう。
ついに観覧車が見えてくる。
【2014.7.21】観覧車
料金は一人当たり、100円ほどだった。ウズベキスタンで観覧車は各都市で見てきたが、乗ってみるのは初めてだ。この機会を逃したら、もう、ウズベキスタンで観覧車に乗ることなど、一生起こらないかもしれない。
【2014.7.21】観覧車
少しばかり、不安になる。スリルのある観覧車だ。ウズベキスタンの友人は、ソビエト時代に建てられた観覧車だと紹介する。おお、これが、ソ連の科学力だったか。速度は思ったより速い。がしゃんがしゃんと観覧車全体が軋む音がする。
【2014.7.21】観覧車にて
頂上に到達したところで、立ち上がり、写真を撮る。おお、タシュケントは都市全体が公園のようだ。国土のほとんどが砂漠の国では、こういう都市を建設することが理想で、また贅沢なのかもしれない。ところで、回転する観覧車で立ち上がってみると、足元がおぼつかないように感じられる。
【2014.7.21】観覧車にて
降りていく。
【2014.7.21】観覧車にて
観覧車は我々3人が独占していたが、降りてから、男の子とそのお父さんがやってきて、観覧車に乗り込んでいった。
公園内はその緑を維持するために、スプリンクラーから常に水が力強く撒かれていた。その水を浴びる。ああ、涼しい。ある人は、スプリンクラーの水に口を当て飲んでいたりもしていたけれども、衛生的な問題もあるし、僕は遠慮しておくことにした。
それからソ連時代に作られた遊具の不思議なスリルに魅了された我々は、ソ連時代に作られたと想定される遊具を園内で探し回った。
【2014.7.21】遊具
ひとりずつ、コウノトリに乗り込む。それから、回転を始める。徐々に回転速度が上がる。なかなか速い。それから、コウノトリが上がったり、下がったりする。かなり高いところまで上がる。そこから地上に落ちたら、死ぬかもしれないという高さまで。上がり下がりをする時に、機械の中心部から大きな軋む音が聞こえてくる。これが、なかなかのスリルで、大の大人が3人、歓声を上げる。
中国から輸入したと思われる遊具については、こういった「不思議なスリル」というをさほど感じられなかった。タシュケントの遊園地に行ったら、ぜひ、ソ連製の遊具を中心に遊んでほしい。
◆2014年 夏ウズベキスタン7泊8日
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3人で、遊園地へと向かうことになった。また路上で、一般車両を止め、交渉をし、それから乗り込む。車窓に、住宅団地が見えてくる。
【2014.7.21】住宅団地
なんだろう。日本と違う。
それから遊園地に到着する。ウズベキスタンの友人がいなかったら、ここまでやってくることはできなかったと思う。サマルカンドやブハラ、ヒヴァなどにも観覧車のある遊園地はあったが、タシュケントのものはさすが首都だけあって、規模が大きい。ひどく暑くて乾燥しているから、ペットボトルの水をひとつ買い求めたところ、炭酸水だった。僕は、炭酸水が苦手だ。ただ、肌にかけて涼をとるための水として利用することにした。
さっそく、発展途上国にありがちな、怪しいキャラクターたちが我々を迎えてくれる。
【2014.7.21】遊具
そのほとんどが、中国産である。
【2014.7.21】遊具
おそらく、著作権料は払っていないだろうし、ディズニー側もウズベキスタンまでやってきて告発することはないだろう。
ついに観覧車が見えてくる。
【2014.7.21】観覧車
料金は一人当たり、100円ほどだった。ウズベキスタンで観覧車は各都市で見てきたが、乗ってみるのは初めてだ。この機会を逃したら、もう、ウズベキスタンで観覧車に乗ることなど、一生起こらないかもしれない。
【2014.7.21】観覧車
少しばかり、不安になる。スリルのある観覧車だ。ウズベキスタンの友人は、ソビエト時代に建てられた観覧車だと紹介する。おお、これが、ソ連の科学力だったか。速度は思ったより速い。がしゃんがしゃんと観覧車全体が軋む音がする。
【2014.7.21】観覧車にて
頂上に到達したところで、立ち上がり、写真を撮る。おお、タシュケントは都市全体が公園のようだ。国土のほとんどが砂漠の国では、こういう都市を建設することが理想で、また贅沢なのかもしれない。ところで、回転する観覧車で立ち上がってみると、足元がおぼつかないように感じられる。
【2014.7.21】観覧車にて
降りていく。
【2014.7.21】観覧車にて
観覧車は我々3人が独占していたが、降りてから、男の子とそのお父さんがやってきて、観覧車に乗り込んでいった。
公園内はその緑を維持するために、スプリンクラーから常に水が力強く撒かれていた。その水を浴びる。ああ、涼しい。ある人は、スプリンクラーの水に口を当て飲んでいたりもしていたけれども、衛生的な問題もあるし、僕は遠慮しておくことにした。
それからソ連時代に作られた遊具の不思議なスリルに魅了された我々は、ソ連時代に作られたと想定される遊具を園内で探し回った。
【2014.7.21】遊具
ひとりずつ、コウノトリに乗り込む。それから、回転を始める。徐々に回転速度が上がる。なかなか速い。それから、コウノトリが上がったり、下がったりする。かなり高いところまで上がる。そこから地上に落ちたら、死ぬかもしれないという高さまで。上がり下がりをする時に、機械の中心部から大きな軋む音が聞こえてくる。これが、なかなかのスリルで、大の大人が3人、歓声を上げる。
中国から輸入したと思われる遊具については、こういった「不思議なスリル」というをさほど感じられなかった。タシュケントの遊園地に行ったら、ぜひ、ソ連製の遊具を中心に遊んでほしい。
◆2014年 夏ウズベキスタン7泊8日
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