中国国内線へと乗り換える。
 荷物を預け、チェックインを済ませ、搭乗口へと向かう。

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【2016.5.26】成都双流空港にて

 茄子が観賞植物として置かれていて、中国らしいと思う。

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 5回目の中国旅行だが、中国の国内線に搭乗するのは初めてだった。成田から成都に向かう便も、大半が中国人であったから、国際線にしろ国内線にしろさほど雰囲気は変わらなかった。
 日本人のすがたは見えなかったが、欧米人夫婦と、韓国からの団体の小さなグループのすがたがあった。登山服を来ていたから、韓国人はすぐ見破れる(#0044.登山服が大好きな韓国人)。さすが、麗江は世界遺産のある観光地だから、さすがに外国人観光客も多いようだ。

IMG_7891【2016.5.26】機内から

 雨のぱらつく中、離陸する。夜明けの成都市街が目に入る。

IMG_7893【2016.5.26】成都市上空

 それから分厚い雲を抜けて、やっと、日の光を目にする。

IMG_7894【2016.5.26】機内から

 ようやく、朝が明けたという感じがする。
 それから、朝食が出てくる。

IMG_7898【2016.5.26】機内にて

 水と、パンに肉を挟んだものが出てくる。

IMG_7902【2016.5.26】機内にて

 成都双流空港は標高495mの地点にあるが、麗江三義空港は標高2240mの地点にある。1740mの高度差がある。出発地と到着地の間で、これだけの高度差のあるフライトは初めてだ。
 到着地、麗江に近づくと、眼下には山並みが広がるようになる。

IMG_7906【2016.5.26】機内から

 飛行機は山と山の間を沿って進んでいく。地球の襞を沿っていく。
 山並みの中に時折みえる、平地や盆地には牧草地や街が広がる。

IMG_7910【2016.5.26】機内から

 いよいよ、麗江三義空港に着陸する。

IMG_7914【2016.5.26】機内から

 眼下には棚田が広がる。地形に寄り添った生活の風景が見える。
 麗江三義空港周辺は、雨上がりでしっとりとしていた。

IMG_7917【2016.5.26】麗江三義空港

 標高2240mではあったが、空気が薄いという感じは無かった。むしろ、湿り気を含んだ空気が澄んでいて、空気がおいしいということを感じた。

IMG_7919【2016.5.26】麗江三義空港

 東京の自宅を出発したのが前日の午後4時だったから、ちょうど16時間をかけて麗江にまでやってきたということになる。ミャンマー国境まで直線で約150kmというところまで16時間でやってこれると思うと、やはり、飛行機は不思議な乗り物だと思う。
 荷物を受け取ってから、 市街地へと向かう空港バスを探す。麗江三義空港から麗江市の中心部までは、約30km~35kmほどの道のりを行かなくてはならない。