6路バスに乗り、市中心部から18kmの距離を1時間かけて移動する。中国のバスといえば、乱暴運転のイメージが歩けれども、麗江のバスはひたすらのんびりとしている。
終点の玉水寨の一つ前、玉峰寺バス停で下車する。僕以外には誰ひとりも下りなかった。
【2016.6.2】玉峰寺
バスを見送る。玉峰寺はチベット仏教寺院で、境内の、樹齢500年を超す「萬朵山茶」と呼ばれる椿の大木が有名である。
線香を買う。
【2016.6.2】線香
入口で、ナシ族のおばさんたちから、かわいらしい歌と踊りの歓迎を受ける。それから、よろしければ寄付を下さいというので、いくらかお金を渡す。
入場料は25元(約410円)だが、学生である場合、割引があるといった。
境内へと入る。
【2016.6.2】玉峰寺にて
チベット仏教寺院ではあるが、その装飾は中華的だ。
【2016.6.2】玉峰寺にて
建物だけを見ているとそれがチベット仏教寺院であるのか、はっきりとはしない。シャングリラ(香格里拉)のチベット仏教寺院はこうではなかった。シャングリラと比べると、地理的には麗江の方がずっと漢族の領域に近いから、文化的にもやはり漢族に近いものが表出するのだろう。
椿の季節ではないからか、観光客のすがたは見当たらない。
【2016.6.2】玉峰寺にて
境内には、薔薇などの花が咲き誇っていて、麗らかだ。
【2016.6.2】玉峰寺にて
樹齢500年を超える椿のあるところへと行く。
【2016.6.2】玉峰寺にて
トンパ文字で何かが書かれている。
【2016.6.2】玉峰寺にて
何を意味しているのか、僕には分かる術もない。
中へと進む。
【2016.6.2】万朵山茶
万朵山茶の立派な枝ぶりが見える。15世紀後半に植えられた老木だという。開花期間は約100日間で、1回の開花期間に2万もの花が咲くという。しかし、6月上旬に来ると、もう遅い。立春から立夏、つまり2月上旬から5月上旬頃までが見ごろだ。
【2016.6.2】萬朵山茶
花はないが、その気品のある枝ぶりを見るだけでも満足する。
線香を捧げる。
【2016.6.2】玉峰寺にて
スマートフォンに韓国の友人からメッセージがやってきた。
友人「元気にしてる?」
僕「うん!今、ここにいる」
といいながら、椿の木と青空、それから目に入ったトンパ文字の写真を撮って、友人に送る。
【2016.6.2】玉峰寺にて
僕「こんな文字、使ってるところ」
友人「綺麗なところだね。どこだろう。日本?」
僕「雲南省だよ」
友人「不思議、不思議。行ってみたい」
僕「うん、来て!」
友人「ところで一人で行ったの?」
僕「そうだよ」
友人「つらくない?」
僕「そんなことないよ、旅行だもん」
雲南のこういうところを一人で行っているといえば、中国の人にも、友人たちにも勇敢だと言われる。しかし来てみると、空も景色も食べ物も人もいいところで緊張感のさほど感じられない、のどかなところだから、ここに来るのに勇者である必要はあまりないと思う。
終点の玉水寨の一つ前、玉峰寺バス停で下車する。僕以外には誰ひとりも下りなかった。
【2016.6.2】玉峰寺
バスを見送る。玉峰寺はチベット仏教寺院で、境内の、樹齢500年を超す「萬朵山茶」と呼ばれる椿の大木が有名である。
線香を買う。
【2016.6.2】線香
入口で、ナシ族のおばさんたちから、かわいらしい歌と踊りの歓迎を受ける。それから、よろしければ寄付を下さいというので、いくらかお金を渡す。
入場料は25元(約410円)だが、学生である場合、割引があるといった。
境内へと入る。
【2016.6.2】玉峰寺にて
チベット仏教寺院ではあるが、その装飾は中華的だ。
【2016.6.2】玉峰寺にて
建物だけを見ているとそれがチベット仏教寺院であるのか、はっきりとはしない。シャングリラ(香格里拉)のチベット仏教寺院はこうではなかった。シャングリラと比べると、地理的には麗江の方がずっと漢族の領域に近いから、文化的にもやはり漢族に近いものが表出するのだろう。
椿の季節ではないからか、観光客のすがたは見当たらない。
【2016.6.2】玉峰寺にて
境内には、薔薇などの花が咲き誇っていて、麗らかだ。
【2016.6.2】玉峰寺にて
樹齢500年を超える椿のあるところへと行く。
【2016.6.2】玉峰寺にて
トンパ文字で何かが書かれている。
【2016.6.2】玉峰寺にて
何を意味しているのか、僕には分かる術もない。
中へと進む。
【2016.6.2】万朵山茶
万朵山茶の立派な枝ぶりが見える。15世紀後半に植えられた老木だという。開花期間は約100日間で、1回の開花期間に2万もの花が咲くという。しかし、6月上旬に来ると、もう遅い。立春から立夏、つまり2月上旬から5月上旬頃までが見ごろだ。
【2016.6.2】萬朵山茶
花はないが、その気品のある枝ぶりを見るだけでも満足する。
線香を捧げる。
【2016.6.2】玉峰寺にて
スマートフォンに韓国の友人からメッセージがやってきた。
友人「元気にしてる?」
僕「うん!今、ここにいる」
といいながら、椿の木と青空、それから目に入ったトンパ文字の写真を撮って、友人に送る。
【2016.6.2】玉峰寺にて
僕「こんな文字、使ってるところ」
友人「綺麗なところだね。どこだろう。日本?」
僕「雲南省だよ」
友人「不思議、不思議。行ってみたい」
僕「うん、来て!」
友人「ところで一人で行ったの?」
僕「そうだよ」
友人「つらくない?」
僕「そんなことないよ、旅行だもん」
雲南のこういうところを一人で行っているといえば、中国の人にも、友人たちにも勇敢だと言われる。しかし来てみると、空も景色も食べ物も人もいいところで緊張感のさほど感じられない、のどかなところだから、ここに来るのに勇者である必要はあまりないと思う。