メーサーイ(แม่สาย)で2泊して迎える朝。
 ホテルの客室からみえた、気になるあのお寺(#0386.タイ最北部の町で迎える七夕の朝)へと出かけることにした。

IMG_1037【2016.7.8】ホテルの客室から

 果たしてチベット仏教の象徴ともいえるあの法輪に鹿の描かれているあのお寺は、チベット仏教と何か関係のあるお寺なのだろうか。

IMG_1038【2016.7.8】ホテルの客室から

 国道1号線(パホンヨーティン通り)に面しているホテルだが、裏手の方を歩いてく。

IMG_1042【2016.7.8】メーサーイにて

 国境近くのマーケットにやってくる。

IMG_1043【2016.7.8】メーサーイにて

 ここを左に曲がる。

IMG_1044【2016.7.8】メーサーイにて

 坂を上っていく。

IMG_1046【2016.7.8】工事中の建物

 工事中の建物が見える。建築現場の足場を竹で組むことで有名なのは香港だが、タイもその文化圏に入るらしい。ただ、香港のものほどは密ではないし、整然とはしていない。
 坂を上ってから進んでいくと、その寺院の入口は見えてくる。

IMG_1050【2016.7.8】寺院の入口

 寺院名は、ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カム(วัดพญาสี่ตวงคำ, Wat Phaya Sii Tuang Kham)となっている。
 中へと入ってみる。

IMG_1053【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 あの屋根の反対側には、あの法輪と鹿の絵が描かれているはずだが、境内の反対側を向いているその絵は、境内からはかえって見ることができない。

IMG_1059【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 チベット仏教の寺院のようにマニ車やタルチョがあるわけではない、北部タイに一般的な寺院という印象だ。

IMG_1057【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 寺院では子どもたちが勉強に励んでいた。

IMG_1062【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 丘にあって、寺院から見える景色はよい。

IMG_1064【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 寺院には、鐘楼がある。

IMG_1067【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 その鐘楼には、袈裟が干されていた。
 雨季で、時折、雨が降るから、うまいタイミングを見つけて洗って素早く干さなくてはならないのだと思う。

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 【2016.7.8】ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムにて

 ワット・パヤー・スィー・トゥアン・カムはどうやらチベット仏教との関連性は薄いようだった。仏教において鹿は、神聖な動物として扱われているし、法輪もタイ仏教では重要なモチーフの一つであるから、ああいう意匠がみられたとしてもそれが必ずしもチベット仏教の寺院であるとは限らないのだろう。
 ちょうどよい、朝の散歩となった。

2016年7月 タイ北部6泊7日
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