2016年6月21日からエアアジアにより、クアラルンプール・テヘラン線が就航した。日本からクアラルンプールで乗り継ぐことで、LCCでイランの首都であるテヘランへと行けるようになった。

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 エアアジアのホームページで、東京(羽田)→テヘランの区間を検索してみると、いくつかの日程で16900円という価格が表示される。

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 復路区間、すなわちテヘラン→東京(羽田)の区間を検索してみると、いくつかの日程で15815円という価格が表示される。

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 往復32715円という価格が表示される。

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 クレジットカードで決済する場合、1区間に対して800円の決済手数料がかかる。この航空券は、東京・クアラルンプール、クアラルンプール・テヘランの2区間から成り立つチケットであるため、往路、復路にそれぞれ1600円ずつの決済手数料がかかる。
 つまり、決済手数料を含めると、東京からテヘランまでの往路が18500円、テヘランから東京までの復路が17415円となり、往復35915円で東京とイランの間を往復できることになる。なお、東京発ではなく大阪発にした場合、往路価格は同じであるが、復路が17037円と378円安くなるため、往復35537円となる。
 東京からテヘランへと行く場合、7時間25分かけてクアラルンプールへと向かい12時間55分待機後、さらに8時間5分をかけてテヘランへと向かう。テヘランから戻る場合は、クアラルンプールでの乗り継ぎ時間は1時間45分しかないため、長距離のLCC路線を短時間で2度乗り継ぐという強行になる。大阪からテヘランへと行く場合、行きにクアラルンプールでの乗り継ぎ時間が2時間5分という強行的なスケジュールになる。テヘランから戻る場合、クアラルンプールでの乗り継ぎ時間は12時間15分と、比較的、余裕があり、クアラルンプール市内の観光を楽しめそうだ。
 往復3万円台で日本とイランを往復できると考えると、従来より、かなり安いと言える。 今後、エアアジアの路線が拡大すれば、日本から安く行ける中東方面の都市が増えることが予想され、期待される。