夕食を食べようと北朝鮮直営のレストラン「平壌館」に行ったが、営業している気配はなかった。

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【2014.11.24】平壌館

 今思えば、まだ開店時間ではなかっただけかもしれない。
 そのため「李先生」に行くことにした。

IMG_8670【2014.11.22】李先生

 そこはかとなく、ケンタッキー・フライドチキンっぽいが、李先生である。カーネル・サンダース先生ではなく、李先生である。牛肉麺や、定食を販売している。

IMG_9044【2014.11.24】李先生にて

 味はなかなかよい。ある意味、平凡な味でもある。食卓には醤油や酢醤油が準備されている。なんだか、日本の食卓にとても似ているような気がする。

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 一日中歩き回って疲れてしまったので、宿に戻って、しばらく休んだ。
 それから、夜の散歩にでかけた。空腹を感じていたというわけではなかったが、回族の食堂をみつけて、せっかく大連滞在最後の夜だし、もう一食事してみようかと思い入ってみた。次、いつ中国に来るか分からない。

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 アリババ牛肉麺。
 店内は女性たちはベールをかぶっているが、男性たちは漢族と変わりのない様相だった。メニューをみると、豚肉の無い中華料理店といった感じだ。英語で語りかけてみたところ、「English no」と言わてしまう。つたない中国語で話せばいいか。牛肉麺を注文する。

IMG_9045【2014.11.24】牛肉麺

 これはとても塩辛い。まるで、食塩水を飲んでいるような気持ちだ(泣)僕は辛いものは得意だが、塩辛いものはあまり得意ではない。
 一杯、10元(約150円)と良心的な価格だった。てっきり、20元だと思い、20元を渡してそのままお店を出ようとしたところ、大きな声で「おい、10元!」と言われる。「えっ?」という表情をしていると、店員の男が店の壁にかけられているメニュー板の牛肉麺のところを指さして10元だぞと指し示し、ようやく状況を読み込んで、10元札をうけとりにまた店内へと戻っていった。
 さて、夜の町を歩く。

IMG_9049【2014.11.24】大連市内にて

 まだ午後9時頃だったが、ほとんどのお店が閉められていた。大連のお店は、閉まるのが早いようだ。
 大連駅前まで歩いてみる。

IMG_9050【2014.11.24】大連市内にて

 高層ビルの電気があまり灯っていないのを見ると、 やはり高層ビルが過剰供給されているのかなと思う。
 宿に戻り、次の日の朝早くの出発に備えて寝た。

2014年11月 大連3泊4日
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