大阪・南港を歩く。

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【2016.9.5】南港にて

 たまたま宿泊していたホテルがコスモスクエアにあったから訪れることになったものの、そうでなかったらわざわざ訪れることはなかっただろう。
 どの都市周辺の臨海の人工造成地と同様、のっぺりとした土地に空き地が広がり、その中にぽつりぽつりと大きなビルが建っている。

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【2016.9.5】南港にて

 この手の生活感の感じられない、箱の並んだ街並みはあまり好きになれない。人間生活の表現形として、あまりにも無味乾燥としている。
 コスモスクエア駅近くの海沿いは、コスモスクエア海浜緑地という公園になっている。

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【2016.9.5】コスモスクエア海浜緑地にて

 緑地は駅の近くにあるが、緑地を通ったからといってどこかに行けるというわけではないので、閑散としていた。釣り人のすがたしか見当たらない。
 それにしてもコスモスクエアって何を意味しているんだろう。標識をみると中国語で「宇宙廣場(宇宙广场)」とあるので、そういうことなのだろうか。何が宇宙なのだろう。
 海の向こう側、舞洲(まいしま)の方向をみてみると、何やらド派手な建物がある。

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【2016.9.5】舞洲方面

 あれはゴミ焼却施設と、汚泥処理場なんだという。
 オーストリアの建築家であるフンデルトヴァッサーという人物に設計を依頼したんだという。
 
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【2016.9.5】舞洲方面

 いかにも、雨が降ってきたそうな空模様だった。

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【2016.9.5】コスモスクエア海浜緑地にて

 曇りという天気が好きというわけではないが、こういう、表情のある曇り空は嫌いというわけではない。

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【2016.9.5】コスモスクエア海浜緑地にて

 コスモスクエア駅から地下鉄中央線に乗って、南港をあとにした。

2016年9月 大邱・釜山・大阪4泊5日
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