四川航空は、成田空港第一ターミナルから搭乗する。

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【2016.9.16】成田空港にて

 チェックインをおこなう。
 成田空港から成都空港へと向かう四川航空を利用するのはこれで、2回目だ。前回(#0302.四川航空 成田・成都便搭乗記)の搭乗時は、訪日した中国人観光客ばかりで日本人のすがたが見当たらず心細かったが、今回はうってかわって4分の1ほどが日本人のように見える。四川航空も大分、日本人に定着してきたようだ。お土産をたくさん詰めたキャリーバッグを持っているのは中国人、バックパックを抱えてこれから冒険にでも繰り出そうといった装いをしているのは日本人だ。

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【2016.9.16】成都行き

 5つのホノルル行きに挟まれた成都行きが異彩を放っている。

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 安全検査、出国手続きを済ませて搭乗口へと向かう。
 四川航空のロゴは旅情をそそる。

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 搭乗する。

IMG_2455【2016.9.16】航空機

 定刻よりいくらか早く、離陸する。

東京からカシュガルへ
 
 LCCではない、フルコストキャリアであるため、フライト情報を視聴したり、映画を鑑賞することができる。機内食も出る。これだけのサービスで、東京・カシュガル間の往復計6区間が総額25947円だというのはまったくもって信じられない話である。
 ところで、以前はUSBの差込口が座席についていて携帯電話の充電が可能だったのだが、充電中のリチウム電池の発火が問題視され、中国の法律が適用される航空機内では携帯電話の充電が一切、禁じられるようになった。
 隣には日本人男性が搭乗していた。海外経験は豊富だが、中国への渡航は初めてだという。九寨溝や峨眉山などをめぐる予定だという。
 機内食が出てくる。

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【2016.9.16】機内食

 成田空港発の航空機であるため、機内食は日本製である。

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【2016.9.16】機内食

 四川航空名物、 「老干媽」の辣醬を機内食にのせてもらえることを除けば、これといって中国らしさの感じられない機内食だ。
 機内食を食べ終え、韓国映画「로봇, 소리(ロボット, ソリ)」を鑑賞し、しばらく日本からもってきた文庫本を読んでいたところ、 成都空港への着陸準備が始まるとのことだった。5時間半のフライトというのも、過ごしようによってはひどく退屈というわけでもないと思う。
 着陸後、前回と同様、東京で事前に購入しておいた、中国移動香港のSIMカード(#0296.中国旅行中にtwitterやFacebookを利用するならば中国移動香港SIMが解だ!)を挿入し、スマートフォンを開通させておく。
 人生6回目の中国旅行が始まる。

2016年9月 ウイグル9泊10日
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