カシュガルでは、喀什老城青年旅舍(Kashgar Old Town Youth Hostel, カシュガルオールドタウンユースホステル)に宿泊することにした。
 東京の自宅を出発してからちょうど24時間ほどで到着した。くたくたにくたびれていたので、ドミトリールームではなくダブルルームにひとり泊まることにした。大きなベッドで疲れをしっかりとりたかった。
 なお建物は、中庭のあるウイグルの様式であるが、ダブルルームやトリプルルームに関しては中庭には面していないので、ウイグルの雰囲気を味わうには物足りないかもしれない。

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【2016.9.17】宿の廊下からの景色

  料金は、
 ・ダブルルーム(トイレ・シャワーは専用) 140元(約2142円)
 ・ダブルルーム(トイレ・シャワーは共用) 132元(約2020円)
 ・ドミトリールーム(ベッド4台の部屋) 55元(約842円)
 ・ドミトリールーム(ベッド8台の部屋) 45元(約689円)
 
  となっているが、季節によっての変動がある。また、予約をしなかった場合には割引される場合があるそうだが、その日に必ずしも空室があるとは限らない。ダブルルームの部屋は残念ながらさほど風通しのよい部屋とは言えず、その設備からして140元というのはやや高く感じられた。中国国内では「観光地価格」である。温かい水が申し分なくでる点についてはストレスはない。

IMG_2736【2016.9.18】喀什老城青年旅舍にて

 中国全土からの旅行者も少なくないが、外国人も多い。さすがシルクロードの宿だけあってか、中国全土を旅行してカシュガルまでたどりついた旅行者や、パキスタンやキルギス方面から入ってきた旅行者、そしてこれからパキスタンやキルギス方面へと抜けようとする旅行者など、さまざまな旅行者が交じり合い、活気に満ちている。

IMG_2791【2016.9.18】喀什老城青年旅舍にて

 その洗濯物の多さから、この宿がなかなか人気であることがうかがえる。

IMG_2793【2016.9.18】喀什老城青年旅舍にて

 スタッフは漢族だったが、スタッフのうちには若干の日本語を解するスタッフもいた。机には、日本語のテキストが置かれていた。スタッフはどんな質問に対しても丁寧に答えてくれ、好感が持てた。ホスピタリティーにあふれている。いつも旅行客と接しているだけあって、その回答は要領を得ている。

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【2016.9.18】喀什老城青年旅舍にて

 それにしても、日本人が多い。この日だけでも、3人の日本人が宿泊していたと思う。

■喀什老城青年旅舍
 住所:カシュガル市吾斯塘博依路233号(喀什市吾斯塘博依路233号)

2016年9月 ウイグル9泊10日
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