昼食をとりにいく。
【2016.9.19】広場にて
ヤルカンドの王宮前広場にあるレストランが気になり、入ってみることにした。
【2016.9.19】ヌルボスタンレストラン
その名は、ヌルボスタンレストラン(努爾博斯坦餐廳)。大きなレストランだ。2階の、ソファーのある座席へと案内される。
【2016.9.19】店内
まず、西瓜とポップコーンが出される。
【2016.9.19】西瓜とポップコーン
注文したわけではないが、このレストランでは食事の前に決まって出てくるようだった。
観光して疲れていたからこのようにソファーに座って、ゆっくり食事をできるというのは嬉しい。メニューには中国語の表記があったが、店員のほとんどは中国語が通じじないため、ウルムチに滞在した経験があり、中国語が話せる男性店員がわざわざ出てきてくれた。
まずはラグマンを食べる。
【2016.9.19】ラグマン
この旅、三度目のラグマンである。食堂やレストランごとにラグマンの味を比較するのが面白くて、ラグマンのあるところに入れば、決まってラグマンを注文するようになっていた。上品にもられていて、野菜がたっぷりと入っているところがおいしい。もしかしたら、やや、上品すぎるだろうか。
ウイグルではラグマンを箸で食べる。同じく中央アジアのウズベキスタンではフォークが出てき、箸は利用されない。「箸文化圏」の西側の境界はどうやら、ウイグルのあたりにあるようだ。
次に、フルーツサラダが出てくる。
【2016.9.19】フルーツサラダ
たくさんの林檎、葡萄、バナナに生クリームがかぶせてある。とてもかわいらしい、フルーツサラダだった。
それから、大盤鶏が出てくる。
【2016.9.19】大盤鶏
大盤鶏(ダーパンジー)は新疆発祥の料理で、あるイスラム食堂が、漢族の口に合うような料理を発案してヒットしたのが始まりだという。現在は新疆だけでなく、中国西北地方全域に広まり、中国西北地方を代表する料理のひとつとなった。大盤鶏には通常、ジャガイモが入っている場合が多いが、このレストランの大盤鶏にはジャガイモが含まれていない。 大変、美味である。
スープを注文する。
【2016.9.19】スープ
中国語名には「丹」の漢字が入っていたと思うが、何だったか思い出せない。やや粘性のあるスープで、腹持ちがよさそうだ。体を温めてくれる。暑い日だったが体には疲労が残っていたので、こういう料理がうれしい。
大盤鶏の量があまりにも多いので、白飯をたのむ。
【2016.9.19】ご飯
お腹いっぱい食べて、1人あたり1000円前後だった。ウイグルでは必ずしも安い方とは言えないが、ソファーでゆっくりくつろぐこともできるし、お店の雰囲気もいいから、大変、満足だ。
店員の女性は、食べ物を持ってくるたびに、はにかみを浮かべて対応する。とても、印象がよかった。会計を済まし、お店を出る前に、エントランスの写真を撮ろうとする。
【2016.9.19】店内
その僕をみて、店員が、昼間であり、消灯してあったシャンデリアのスイッチを入れてくれた。浮かぶ上がぶシャンデリラがとても印象的だった。
ところでこのヌルボスタンレストラン、ヤルカンドの店舗は支店なのだそうだ。本店は広州にあるという。本店が広州にあるウイグル料理のレストランというと、なんだかおかしな感じがするが、このレストランの味は広州でも味わうことができるそうだ。広州の本店に行って、華南にいながらウイグルの気分を味わってみるのもよさそうだ。(広州・天河直街160号天河汇1楼7铺(近时代广))
■ヌルボスタンレストラン ヤルカンド支店(努爾博斯坦餐廳莎車分店)
位置:ヤルカンドの王宮前広場
◆2016年9月 ウイグル9泊10日
◀前の旅行記:#0497.アマンニサ・ハン(阿曼尼沙汗)の墓とヤルカンド・ハン国の王陵
▶次の旅行記:#0499.ヤルカンド(莎車)からカルギリク(葉城)までバスで行く
【2016.9.19】広場にて
ヤルカンドの王宮前広場にあるレストランが気になり、入ってみることにした。
【2016.9.19】ヌルボスタンレストラン
その名は、ヌルボスタンレストラン(努爾博斯坦餐廳)。大きなレストランだ。2階の、ソファーのある座席へと案内される。
【2016.9.19】店内
まず、西瓜とポップコーンが出される。
【2016.9.19】西瓜とポップコーン
注文したわけではないが、このレストランでは食事の前に決まって出てくるようだった。
観光して疲れていたからこのようにソファーに座って、ゆっくり食事をできるというのは嬉しい。メニューには中国語の表記があったが、店員のほとんどは中国語が通じじないため、ウルムチに滞在した経験があり、中国語が話せる男性店員がわざわざ出てきてくれた。
まずはラグマンを食べる。
【2016.9.19】ラグマン
この旅、三度目のラグマンである。食堂やレストランごとにラグマンの味を比較するのが面白くて、ラグマンのあるところに入れば、決まってラグマンを注文するようになっていた。上品にもられていて、野菜がたっぷりと入っているところがおいしい。もしかしたら、やや、上品すぎるだろうか。
ウイグルではラグマンを箸で食べる。同じく中央アジアのウズベキスタンではフォークが出てき、箸は利用されない。「箸文化圏」の西側の境界はどうやら、ウイグルのあたりにあるようだ。
次に、フルーツサラダが出てくる。
【2016.9.19】フルーツサラダ
たくさんの林檎、葡萄、バナナに生クリームがかぶせてある。とてもかわいらしい、フルーツサラダだった。
それから、大盤鶏が出てくる。
【2016.9.19】大盤鶏
大盤鶏(ダーパンジー)は新疆発祥の料理で、あるイスラム食堂が、漢族の口に合うような料理を発案してヒットしたのが始まりだという。現在は新疆だけでなく、中国西北地方全域に広まり、中国西北地方を代表する料理のひとつとなった。大盤鶏には通常、ジャガイモが入っている場合が多いが、このレストランの大盤鶏にはジャガイモが含まれていない。 大変、美味である。
スープを注文する。
【2016.9.19】スープ
中国語名には「丹」の漢字が入っていたと思うが、何だったか思い出せない。やや粘性のあるスープで、腹持ちがよさそうだ。体を温めてくれる。暑い日だったが体には疲労が残っていたので、こういう料理がうれしい。
大盤鶏の量があまりにも多いので、白飯をたのむ。
【2016.9.19】ご飯
お腹いっぱい食べて、1人あたり1000円前後だった。ウイグルでは必ずしも安い方とは言えないが、ソファーでゆっくりくつろぐこともできるし、お店の雰囲気もいいから、大変、満足だ。
店員の女性は、食べ物を持ってくるたびに、はにかみを浮かべて対応する。とても、印象がよかった。会計を済まし、お店を出る前に、エントランスの写真を撮ろうとする。
【2016.9.19】店内
その僕をみて、店員が、昼間であり、消灯してあったシャンデリアのスイッチを入れてくれた。浮かぶ上がぶシャンデリラがとても印象的だった。
ところでこのヌルボスタンレストラン、ヤルカンドの店舗は支店なのだそうだ。本店は広州にあるという。本店が広州にあるウイグル料理のレストランというと、なんだかおかしな感じがするが、このレストランの味は広州でも味わうことができるそうだ。広州の本店に行って、華南にいながらウイグルの気分を味わってみるのもよさそうだ。(広州・天河直街160号天河汇1楼7铺(近时代广))
■ヌルボスタンレストラン ヤルカンド支店(努爾博斯坦餐廳莎車分店)
位置:ヤルカンドの王宮前広場
◆2016年9月 ウイグル9泊10日
◀前の旅行記:#0497.アマンニサ・ハン(阿曼尼沙汗)の墓とヤルカンド・ハン国の王陵
▶次の旅行記:#0499.ヤルカンド(莎車)からカルギリク(葉城)までバスで行く