成都双流航空の四川航空のカウンターに行き、以前、利用した時(#0359.四川航空の激安航空券にはトランジットホテルもついていた)と同じように、トランジットホテルを申請にしいった。
 
 職員:「申し訳ございませんが、そのサービスは2016年7月をもって終了いたしました」

 あの太っ腹のサービスはもう、終了してしまったのだった。自力で寝るところを探し出さなくてはならない。インターネットで検索し、以前、宿泊したところの近くにある一泊60元(約920円)ほどの宿に泊まることにした。
 空港の近くにあるホテル街まではやや離れているため、タクシーを利用した。ホテル街には、自販機で大人のおもちゃが売られていたり、按摩やマッサージのお店が並んでいる。以前、やってきた時にはあまり目を配らなかったが、なかなか淫乱な街である。
 遅めの夕食とする。

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【2016.9.24】哈爾濱ビール

 この日は食事らしい食事といえば、機内食くらいしか食べていなかったから、ひどくお腹が空いていた。中国東北地方の料理をテーマとした居酒屋に入った。

IMG_4636【2016.9.24】枝豆と落花生

 お通しとして、枝豆と落花生が出てくるけれども、冷凍食品を解凍したものだったし、味もよくなかった。

IMG_4639【2016.9.24】冷面

 その次に「冷面(冷麵)」というものが出てくる。てっきり、朝鮮半島で食べられているような冷麺が出てくると思ったのだが、そもそも麺料理でもなかった。
 次に食べたのは、兎の頭だった。

IMG_4641【2016.9.24】兎の頭

 これは、四川ではよく食べられる料理だという。
 中国東北地方の料理をテーマとしたお店であったが、四川のものも食べてみる。

IMG_4644【2016.9.24】兎の頭

 その口、歯をみるとそれが兎であることがよくわかる。
 つるつると滑って、素手でもやや食べにくい料理だった。頭をかちわれば、脳の部分を食べることもできる。鶏に似ているが、やや臭みがあると思う。

IMG_4642【2016.9.24】餃子

 それから、主食の餃子を食べる。

IMG_4643【2016.9.24】餃子

 もう、おなかがいっぱいだった。2000円ほどになっていた。 ウイグルと違い、成都は物価が高い。
 それから、宿で一泊した。早朝から、カシュガル市内を観光していたし、飛行機にも長時間乗っていたから、疲れ切っていた。 すぐに寝てしまった。ついに、東京へと帰る日がやってくる。

2016年9月 ウイグル9泊10日
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