西貢碼頭(Sai Kung Pier)から、船に乗る。

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【2016.10.2】西貢碼頭にて

 湾内にある、橋咀洲という島に行く。
 約2kmほど離れた無人島で、船で20分ほどかかる。

IMG_4966【2016.10.2】船から

 乗車券は片道20HKD(約290円)だが、どうせ往復しなくてはならないから、40HKD(約580円)の往復券を購入することになる。乗船前に、船の乗務員から購入できる。

IMG_4970【2016.10.2】船から

 自前のカヌーやカヤックを持っていたら、そういう方法で湾内の島に接近することも可能なのかもしれない。

IMG_4975【2016.10.2】船から

 このあたりは、ユネスコが認定した世界ジオパーク でもあり、「香港地質公園」に指定されている。
 いよいよ、橋咀洲に到着する。

IMG_4980【2016.10.2】橋咀洲にて

 海水浴場が見える。

IMG_4983【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 廈門湾、あるいは、半月湾と呼ばれる海水浴場で、たくさんの人で賑わっているが、無人島である。

IMG_4984【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 「廈門」の広東語での発音は、「Hap Mun」である。この発音が英語の「Half Moon」を連想させたため、この湾の英語名は「Half Moon Bay」となっている。これがまた漢字に訳されたのが「半月湾」なのである。
 砂浜の裏手にある、磯へと向かう。

IMG_4989【2016.10.2】磯にて

 さきほど買った、菠蘿包を食べながら、友人と話す。
 友人は、香港の隠れた穴場としてこの場所に連れてきてくれたそうなのだが、大陸からやってきた観光客がたくさんいるのを見るに、もはや穴場ではないのかもしれない。そして、菠蘿包はおいしかったけれども、この蒸し蒸しとした暑い晴天の日にはあまり合わない。

IMG_4996【2016.10.2】磯にて

 なんだか、香港人の休日にお邪魔させてもらっているような、そんな感じがする。

IMG_5038【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 せっかくだから、靴を脱いで、海に入ることにした。

IMG_5015【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 長ズボンしか持ってきていなかったのだけれども、パジャマ用のズボンが半ズボンだったことを思い出し、これを外で履いてしまえばいいと思ったのだった。

IMG_5017【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 香港にありながら水は比較的澄んでいるし、砂浜の砂は細かいから足を怪我することもない。
 (香港の海水浴場の中では、一番、水が澄んでいるという。)

IMG_5018【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 足を浸しただけだったが、気持ちがよかった。

IMG_5041【2016.10.2】廈門湾(半月湾)にて

 香港では、珊瑚などを拾うこともできる。大都会や、摩天楼のイメージが強い香港だが、こういうところもある。
 橋咀洲に満足して、また港へと戻る。

IMG_5045【2016.10.2】船から

 2時間ほどの滞在だったが、なかなか印象的なところだった。
 バーベキューやキャンプもできるようで、海水浴以外にも楽しみ方がありそうだった。

IMG_5055【2016.10.2】船から

 日が傾き始めた。

■廈門湾(半月湾, Half Moon Bay)
 西貢碼頭(Sai Kung Pier)から船で20分
 運賃は現金支払いで、片道20HKD(約290円)あるいは往復40HKD(約580円)