荔枝灣公園を出て、歩いていく。

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【2017.1.23】広州にて

 観光地として整備されたような水路には、清掃員が小さな舟に乗って、水路内に浮かんでいたり、沈んでしまったゴミをすくっている。
 朝食を食べようと、周囲にあるお店を覗きこむ。

IMG_5195【2017.1.23】明記腸粉

 どこのお店がおいしいんだろう。このあたりにはどうやら、老舗が多そうだった。

IMG_5197【2017.1.23】桃の花

 ふと道端に、桃の花が置かれているのに気づいた。
 そういえば春節を迎える準備のため、たくさんの人が桃の花を買い求めていた。買い求めた誰かがここに置いて、一休みでもしているのだろう。

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【2017.1.23】凌記瀨粉

 朝食は「凌記」で食べにいくことにした。ここは、人がひっきりなしに出入りしていて、人気のようだった。お店の人と、客のやりとりは大体、広東語だったからローカルに人気の食堂なのだろうか。
 まず入口で注文をして、席についてしばらくすると、注文した品がやってくる。

IMG_5204【2017.1.23】瀨粉

 まずは、瀨粉(8元, 約128円)がやってくる。英語では、「rice spaghetti」と訳されていたが、スパゲッティよりはもう少しよい例えがあると思う。
 一人分だが、ずいぶんとたくさんだ。これが、とてもおいしかった。手打ちの瀨粉が丁寧に煮込まれている。そして、口の中に広がる海鮮の風味が、衝撃的なハーモニーを醸し出している。これは、非常においしい。あまりにも、おいしい。さすが食は広州にあり、だ。こういう朝食を常時、食べることができる広州人はきっと幸福だろう。
 それから、三醤猪腸粉(5元, 約80円)を食べる。

IMG_5205【2017.1.23】腸粉

 英語では「rice roll」と呼ばれる米粉で作られたこの品といえば、以前、香港でも食べた。
 (参考 : #0035.深水埗「合益泰小食」 - 行列のできる腸粉の名店, #0577.湾仔の点心専門店「點點心」で気軽に点心を楽しむ!)

IMG_5210【2017.1.23】腸粉

 香港のものと比べると明らかに太く、食べごたえがある。香港のものほど繊細ではなく、粗野な印象を受ける。どちらが好きかは、人によるだろう。
 同じ広東料理とは言っても、広州と香港ではだいぶ、趣が違う。

IMG_5211【2017.1.23】相席

 なお、たくさんの客で溢れているから、席は無条件で相席となる。

IMG_5212【2017.1.23】店内にて

 「馳名西關 凌記瀨粉」とある。西関に名を馳せる、凌記の瀨粉。西関とはかつての広州の市街地の西側を意味し、現在の荔灣区の旧称だという。
 腹持ちのよさそうなものをたくさん食べて、朝から物理的にも精神的にも満ち足りた気分になった。

■凌記
 住所 : 荔湾区泮塘路13号