またもや、広州の路地裏へと入りこんでいく。

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【2017.1.23】広州にて

 広州と言えば、まさに「路地」だと思う。
 しかし、広州がこういう都市であるということは対外的に、少なくとも日本国内ではあまり知られていないと思う。こういう路地の存在が広く知られれば、観光地としてもっと魅力的なところになりそうだけれども、広州の人たちがこういう路地が外国から人の人を呼び寄せる魅力的な観光の道具になるとは思っていないようだったし、しばらくはこのままだと思う。

IMG_5438【2017.1.23】路地にて

 大体こういう路地というものは、消えていき、消滅の危機に晒されてから、人々がその価値に気付くということがおおいと思う。そう考えると、広州にはこういうものがまだたくさん残っているから、その価値が気付かれている段階にはないのかもしれない。

IMG_5440【2017.1.23】盲人推拿

 中国に行くと、よく見られる、盲人推拿。目の見えない人がおこなう、整体である。
 視覚障碍者がこういう職業についているのは、世界のどこも同じなのだろう。(日本でも視覚障害者で、こいういった職業についている人は多い)

IMG_5441【2017.1.23】路地にて

 一眼レフカメラを片手に、路地の写真を撮った回っていた若い中国人とすれ違う。
 彼は、この路地の価値に気付いている中国人なのであろう。

IMG_5446【2017.1.23】路地にて

 路地の中には、小学校もある。

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 樂賢坊小學
 と、繁体字で書いてある。

IMG_5451【2017.1.23】路地にて
 
 それにしても、路地に、終わりがない。

IMG_5456【2017.1.23】路地にて

 バドミントンで子どもたちが遊んでいる。

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【2017.1.23】路地にて

 築年代からして、なかなかなかなか古そうな建物も残っている。

IMG_5459【2017.1.23】路地にて

 路地は、ふと、思いがけない場所で途切れた。
 大きな道路が通されている場所を通るたびに、路地は途切れる。昔、自動車交通が存在する前の広州は、ああいった街並みが迷路のように延々と続いているところだったのだろうか。