宿の近くで、夕食を食べられるところをさがす。
 荔枝灣公園の周辺は午後9時を過ぎると、店がひとつ、ふたつと閉じていったが、まだいくつかのお店は営業を続けていた。そのうちの一つのお店に入って、食べた。

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【2017.1.23】蒸しご飯

 広州名物の蒸したご飯を食べる。ご飯に具材をのせて、蒸籠にいれたまま蒸してしまう「籠仔飯」と呼ばれる食べ物である。
 骨付鶏肉のうまみと、玉ねぎの甘みがご飯へと浸透して、おいしい。

IMG_5652【2017.1.23】調味料

 もう閉店間際で、僕がこの日の最後の客となった。
 僕が食べているよそで、店員も夕食を食べ始める。

IMG_5653【2017.1.23】閉店間際の店舗

 夕食でお腹を満たした。
 それから、デザートを食べる。デザートのお店は、午後9時を過ぎてもまだ賑やかだった。

IMG_5658【2017.1.23】開記甜品店

 デザートのお店が夜に賑わうのは、香港も同じだ。香港にしろ広州にしろ、やはり同じ「広東」なのだ。亜熱帯に位置するからか、果物などが豊富にあるからだろうか、デザートの種類も多彩だ。

IMG_5659【2017.1.23】開記甜品店

 この日は、「鮮芒果湯丸」を食べる。19元(約300円)だ。このお店ではどちらかというと、高い方のメニューだった。

IMG_5662【2017.1.23】開記甜品店

 とろとろになるまで煮詰まった温かいマンゴーの中に、団子(湯丸)が入っている。

IMG_5668【2017.1.23】開記甜品店

 かき混ぜて、食べる。

IMG_5670【2017.1.23】開記甜品店

 湯丸の中には、あんこが入っている。
 至福の一品だった。

IMG_5671【2017.1.23】開記甜品店

 デザートは一人で食べている客もいたし、家族や恋人と食べに来ている客もいた。
 広州の夜、最後まで開いていたのは、デザート店だった。