広州で過ごす3日目を迎える。

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【2017.1.24】ゲストハウスにて

 マンションをゲストハウスに改造した一室から眺める広州の景色は、どんよりとしていた。霧の影響だろうか。PM2.5の影響だろうか。
 肌寒い朝だった。

IMG_5707【2017.1.24】広州にて

 春節を迎える4日前だけあって、どこもかしこも賑わっていた。
 桃の花を肩に担いだ通行人が、人混みの中をかき分けていった。春節前ならではの風景である。春節前に中国に旅行に来るというのは、いい。
 朝食は「銀記腸粉」で食べることにした。
 まず店頭で、腸粉と、豆乳を注文する。

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 まず、温かい豆乳が出てくる。

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 広東語で「6」の数字が呼ばれて、腸粉が出てくる。

IMG_5718【2017.1.24】腸粉

 「三宝腸粉」という26元(約416円)のメニューだ。海老や貝、イカなどの海産物が入っている。

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 あつあつ、ほかほか、そして米粉で作られた皮のぷるぷる。それから、口の中で海産物のコクが広がる。あまりにもおいしい。
 日本でいえばもしかしたら、お好み焼きに近いポジションの食べ物であるかもしれない。

IMG_5729【2017.1.24】腸粉

 これは、芸術作品である。ほっぺたが落ちそうだという表現がぴったりだ。

IMG_5732【2017.1.24】腸粉

 あまりにもおいしかったのでまた、カウンターに行き、注文する。
 店員の女の子は英語が話せた。英語で、「これはrice roll」というのよ、と説明をしてくれる。あまりにもおいしくて、びっくりしてしまった。朝からすっかり、至福な気持ちになれた。しかし、2つ食べると、日本円で800円くらいはするから、案外、値は張る。でも、それだけの価値はある。銀記はいくつか支店があるそうで、店舗ごとに味は異なるかもしれないが、今回訪問した、文昌北路の本店に関しては間違いはない。

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 朝からこれだけおいしいものと巡り合える広州。
 さすが、「食は広州にあり」である。

■銀記腸粉(本店)
 住所 :  文昌北路345号之一之二
 龍津肉菜市場付近
 広州地下鉄1号線陳家祠駅A出口徒歩6分