2016年に古代ローマ帝国の銅貨が日本国内で初めて出土したという、沖縄県うるま市にある勝連城跡へと、那覇市首里から自転車で向かうことにした。
 片道26kmほどの道のりだ。

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【2017.2.10】勝連城跡へと向かう

 那覇市から西原町、宜野湾市、中城村、北中城村、沖縄市を通り、うるま市へと至る。

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 25.8kmであれば簡単に到着できると思っていたが、全くそうではなかった。

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 とにかく、高低差が大きい。

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 首里は標高120mほどであるが、それから標高70mほどの地点まで下り、それからまた標高140mほどの地点まで上り、そこから、海沿いへ向かって標高0m地帯へと下っていく。それから最後にまた、勝連城へと向かて丘を上る、そういうルートだった。

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 それでも、やや風が吹いていることが気になったが、日差しは強くなかったし、気温は低くも高くもなくちょうどよかった。

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 それにしても高低差が激しいから、思うように進むことができない。

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 墓地の中を通っていく。

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 沖縄は、墓の形が本州とは全く異なる。
 同じ沖縄の中でも例えば、沖縄本島と八重山諸島では異なるし、八重山諸島の中でも島ごとに異なったりする。

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 いくら自転車を漕いでも、ある程度の、人口密集地帯が続く。

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 長距離を走るには向いていないレンタサイクルの自転車であったから、来た道を帰らなくてはならないと思うと、少しずつ気が重くなっていった。

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【2017.2.10】勝連城跡へと向かう

 レンタサイクル屋の主人には「勝連城へと行く」だなんて正直に言ったら驚かれるだろうし、止められそうだったから、自転車を借りる時は、首里の周辺で1日を過ごすと言っておいて出発した道だ。

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 それから、丘陵地を降りていった。

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 海抜の低いところまでやって来ると、マングローブ林が見える。

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 出発してから2時間ほどして、うるま市内に入るころには、雲が少しずつひいてきた。

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 日の光がさすと、やや暑さがある。

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 平坦な道が続いていた。

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 その平坦な道の向こうに、丘が見える。

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 あの丘の上の見晴らしのいいところが、勝連城であるようだ。
 途中、知り合いからの電話着信もあったし、コンビニで休憩したりもしていたが、25.8kmの道のりになんだかんだいって3時間弱ほどの時間をかけてしまった。