南大東島の、赤茶けた道を、自転車で走る。

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【2017.2.12】南大東島にて

 面積が約30平方kmで外周が、約20kmと少しほどの島だから、自転車で十分、回ることができる。

IMG_6703【2017.2.12】南大東島にて

 しかし住民の主な足は、自転車というよりはむしろ車だった。
 自転車に乗っているのは大体、観光客だった。

IMG_6706【2017.2.12】花

 島の人は島で、すれちがう人の顔を見れば、それが島民か島外民かはすぐに区別ができると言った。人口1300人ほどだから、僕が通っていた高校よりも少し、人数が多いほどにしかならない。
 ちなみに、「島外民」というのには二種類がいて、一つは観光で訪れた人であり、もう一つは出稼ぎ労働者として日本全国からやってきた労働者だ。さとうきびの収穫シーズンである一月中旬から、四月まで働いていく、季節性労働者だ。出稼ぎと言えば、農村部から都市部へ向かう人のことが考えられがちだが、このように農村部へと向かう動きもあるのである。
 そういう労働者のうち、南大東島の居心地がよいと、南大東島に根付いてしまう人も時々、いるのだという。

IMG_6710【2017.2.12】南大東島にて

 空は晴れていたが、雨が降り始めた。

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 「大池」へとやってくる。

IMG_6718【2017.2.12】大池

 南西諸島の自然湖としては、最大の大きさを誇る。
 また、外洋から隔絶された池や湖にマングローブ林が存在するという学術的に貴重な生態系をもつともいう。

IMG_6721【2017.2.12】さとうきび畑

 大池の周辺は、さとうきび畑に囲まれている。

IMG_6726【2017.2.12】虹

 しばらくすると、虹がかかった。

IMG_6715【2017.2.12】展望台

 大池を見渡せる、展望台を降りる。

IMG_6727【2017.2.12】虹

 虹はすぐに、薄くなっていた。

IMG_6732【2017.2.12】虹

 本当に、束の間だった。

IMG_6737【2017.2.12】南大東島にて

 雨も止んで、すっかりもとの夕方に戻った。

IMG_6742【2017.2.12】南大東島にて

 向こうに、村営住宅が見える。
 旧・南大東空港の滑走路のあたりに建てられている。

IMG_6744【2017.2.12】南大東島にて

 少しずつ日が暮れていった。

IMG_6746【2017.2.12】製糖工場

 さとうきびの収穫シーズンに製糖工場は24時間稼働しているから、夕方になっても、もくもくと煙を出していた。 
 それから、さきほど、夕食へと招待するとおっしゃった島の人の家にお邪魔し、南大東の料理をいただき、島についてさまざまな興味深い話をうかがうなど、よい時間を過ごすことができた。