砂浜のない、南大東島ではあるが、だからといって海水浴ができるところがないというわけではない。

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【2017.2.13】海軍棒にて

 海軍棒へとやってくる。

IMG_6930【2017.2.13】海軍棒にて

 崖を切り開いて作られた、急な坂を下りた先にある。

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 それは、岩をくりぬいて作られた天然のプールだ。

IMG_6935【2017.2.13】海軍棒

 2月であり、海水浴には寒いが、足を浸すにはちょうどよかった。

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 絶海の孤島のふちの、太平洋へとつきでている天然のプールには、時折、大きな波が入ってくる。なかなか、ワイルドだ。なお、このプールは、満潮時には水没してしまう。

IMG_6941【2017.2.13】海軍棒プール
 
 水平線を眺めることができる。

IMG_6945【2017.2.13】海軍棒

 北大東島を除いて周囲300km以内に陸地がない、南大東島。そういう立地に思いをはせていると、景色は美しいけれども、なんだか寂しくなってくる。

IMG_6947【2017.2.13】海軍棒プール

 海水浴のシーズンにやってくれば、ここも人で賑わっているのだろうか。

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 周囲は、岩で囲まれている。

IMG_6957【2017.2.13】海軍棒

 岩を、のぼってみることを考える。

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 結構、高いところまでのぼってくることができる。

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 上の方に棒がある。
 あれが、「海軍棒」という地名の由来である。1892年に大日本帝国海軍がこの島に訪れた時に、測量用に建てていった棒だそうだ。(なお現在ある棒は、当時のものではなく、復元である)

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 その棒に近づいていこうと思ったが、植物に阻まれて、近づくことができなかった。

IMG_6969【2017.2.13】海軍棒にて

 しばらく崖の上で、海をながめる。
 それから、崖をおりていくが、崖はのぼるよりも、おりる方が大変だ。足元に気を付けながら、ゆっくりと降りていった。