ワット・ヤーンナーワー(วัดยานนาวา, Wat Yannawa)は、サパーンタクシン(สะพานตากสิน, Saphan Taksin)駅の南側に位置する寺院だ。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 静かな、日曜日の昼下がりだった。

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 境内に「白衣観音菩薩」という、漢字の表示がある。
 華僑による寺院なのだろうか。

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 しかし、実際のところは、華僑による寺ではないという。
 アユタヤ王朝時代(1351年~1767年)にワット・コーク・クヮーイ(วัดคอกควาย)という寺院として創設された、由緒正しい寺院なのだ。

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 しかし境内には、中国明朝時代の貿易船のような、そういうモニュメントすらある。一体、何なのだろう。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 タイは、中国商人に貿易をさせることによって、富を築き上げ、国を繁栄させたという経緯がある。

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 現王朝(チャクリー王朝)のラーマ3世(1824年~1851年在位)により、それらの中国商人たちを称えるためのモニュメント、つまり、中国の貿易船を模した建造物(紅頭船)を境内に作り、寺院の名称を「ワット・ヤーンナーワー」、漢名を「龍船寺」に変えたのだそうだ。
 それがこの寺院の、中国との接点なのだ。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 30バーツ(約96円)で、おばあちゃんからオレンジの生搾りジュースを買って、喉を潤す。
 買うと、タイ語で「イケメンですね」と言ってくれた(笑)

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 この船の中には、入ることができる。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 中へと入るために、入口を探す。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 入口を見つける。

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 20バーツを寄付すると、花と線香をくれる。

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 花と線香を持って、中へと入る。

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 舳先に、仏様がいる。

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 頭が丸い仏像は、中国の仏像だろうか。

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 中には、頭がとがっているタイの仏様がいらっしゃる。

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 線香に火をつけて供えたり、花を供えたりしていると、不思議と心が落ち着くものである。

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【2017.6.17】ワット・ヤーンナーワーにて

 バンコクという忙しい都市に、ゆったりとした時間が流れている。

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 寺院の敷地のすぐ裏は、チャオプラヤー川だ。

IMG_2662【2017.6.17】チャオプラヤー川

 かつては、中国からやってきたたくさんの龍をかたどった貿易船がこの川を行き来していたのだろうか。