12時間50分をかけて、成田からローマに到着する。
さすがに、遠かった。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
乗り継ぎではあるが、初めてやって来るイタリアである。
ここで約2時間ほど待機して、ロンドン行きの便に乗り継がなくてはならない。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
エコノミークラスに12時間50分も閉じ込められていたのだから、シャワーも浴びたいし、少し横たわっていたかったのだが、残念ながら、かなわない。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
仕方がないから、束の間のイタリアを楽しむことにした。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
イタリアに「味千拉麺」がある。
僕は本当に、イタリアにやってきたのだろうか。

それにしても、値段が高い。ふつうの味千ラーメンですら、12.50ユーロ(約1500円)もする。
また空港には、日本人や中国人、韓国人といった東アジアからの旅行客がたくさんいて、それもまたイタリアにやってきたという実感を全くさせなかった。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
空港内には、ナイフとフォーク、グラスとナプキンがすでに準備されているテーブルが置かれていて、それはなんだかイタリアらしい、いや、少なくとも日本ではなかった。
また空港には、ピアノが置かれていて、旅行者たちが弾いたりしていて、ピアノの音色が空港中に響いたりしていた。
それにしても、体がだるい。コーヒーでも飲みつつ、休んでいこう。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
イタリアと言えば、コーヒーだ。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
空港にはたくさんの、カフェがある。そしてどこにも、コーヒーを淹れる装置が充実していて、いかにもイタリアらしいと思う。
メニューもあまりにも多く、何を注文すればよいのか、よく分からないから、アメリカーノを注文した。
店員:「ミルクは温かくしますか」
日本でコーヒーを注文する時にはきかれないような、そういう質問をされた。とっさのことだったから質問の意図を把握できず、なんとなく「冷たくてよいです」と答えてしまった。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
料金は1ユーロ台(約120円~240円)と、手軽に飲むことができる。
ミルクをいれないまま少し飲んでみても、おいしかった。その温かさが長旅の疲れを、癒してくれるようだった。
【2017.3.9】ローマ・フィウミチーノ空港にて
それから、ミルクを入れた。全て入れると、ちょうど、カップの上まで満ちた。日本で飲むより、ずっと、たくさんのミルクを入れる。
ミルクを入れるとちょうど、カップが満ちるようになっているということは、ミルクを入れて飲むことが基本なのだろう。さて、飲んでみると、ぬるくなっていた。なるほど、「牛乳は温めますか」という質問は、そういう意図だったのか。牛乳を入れて、コーヒーがぬるくなってしまうことをいやがる人が多いのだろう。
たった2時間だけの乗り継ぎだったが、イタリアらしい経験ができて、とてもよかった。
空港内では少額の決済でもクレジットカードの利用が可能であり、職員たちも愛想がよく、よい空港だった。
さすがに、遠かった。

乗り継ぎではあるが、初めてやって来るイタリアである。
ここで約2時間ほど待機して、ロンドン行きの便に乗り継がなくてはならない。

エコノミークラスに12時間50分も閉じ込められていたのだから、シャワーも浴びたいし、少し横たわっていたかったのだが、残念ながら、かなわない。

仕方がないから、束の間のイタリアを楽しむことにした。

イタリアに「味千拉麺」がある。
僕は本当に、イタリアにやってきたのだろうか。

それにしても、値段が高い。ふつうの味千ラーメンですら、12.50ユーロ(約1500円)もする。
また空港には、日本人や中国人、韓国人といった東アジアからの旅行客がたくさんいて、それもまたイタリアにやってきたという実感を全くさせなかった。

空港内には、ナイフとフォーク、グラスとナプキンがすでに準備されているテーブルが置かれていて、それはなんだかイタリアらしい、いや、少なくとも日本ではなかった。
また空港には、ピアノが置かれていて、旅行者たちが弾いたりしていて、ピアノの音色が空港中に響いたりしていた。
それにしても、体がだるい。コーヒーでも飲みつつ、休んでいこう。

イタリアと言えば、コーヒーだ。

空港にはたくさんの、カフェがある。そしてどこにも、コーヒーを淹れる装置が充実していて、いかにもイタリアらしいと思う。
メニューもあまりにも多く、何を注文すればよいのか、よく分からないから、アメリカーノを注文した。
店員:「ミルクは温かくしますか」
日本でコーヒーを注文する時にはきかれないような、そういう質問をされた。とっさのことだったから質問の意図を把握できず、なんとなく「冷たくてよいです」と答えてしまった。

料金は1ユーロ台(約120円~240円)と、手軽に飲むことができる。
ミルクをいれないまま少し飲んでみても、おいしかった。その温かさが長旅の疲れを、癒してくれるようだった。

それから、ミルクを入れた。全て入れると、ちょうど、カップの上まで満ちた。日本で飲むより、ずっと、たくさんのミルクを入れる。
ミルクを入れるとちょうど、カップが満ちるようになっているということは、ミルクを入れて飲むことが基本なのだろう。さて、飲んでみると、ぬるくなっていた。なるほど、「牛乳は温めますか」という質問は、そういう意図だったのか。牛乳を入れて、コーヒーがぬるくなってしまうことをいやがる人が多いのだろう。
たった2時間だけの乗り継ぎだったが、イタリアらしい経験ができて、とてもよかった。
空港内では少額の決済でもクレジットカードの利用が可能であり、職員たちも愛想がよく、よい空港だった。