ライアンエアー(Ryanair)はアイルランド国籍の航空会社で、世界最大のLCCであり、また、LCCというビジネスモデルを築いてきた航空会社でもある。
 ロンドンからベルリンまでの飛行時間1時間50分の便を、たったの3980円(27.53ポンド)で購入した。それも、15kgの預け手荷物を含んでいる。

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 あまりにも安価で、日本や韓国、台湾、香港、中国などの東アジアのLCCが、LCCとは思えなくなる。ヨーロッパほどの人件費がかかる地域でこれだけの低価格を提示できるのだから、東アジアのLCCも努力次第ではもっと、航空運賃を下げられるはずだと思う。
 ただし利用に際しては、「罠」が多いから注意しなくてはならない。

①ウェブチェックインをしないと罰金を科せられる

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 出発の7日前から2時間前の間にインターネット上でチェックインをおこなわないと、45ユーロ(5400円)あるいは45ポンド(6300円)を徴収される。
 出発前にライアンエアーから送られるメールに大きく「CHECK IN NOW」と書いてあるはずだから、必ずチェックインをしておこう。

②搭乗券を印刷しておかないと罰金を課せられる

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 ライアンエアーからメールで送られる「搭乗券」は各自、印刷してから空港に向かわなくてはならない。これを怠ると、空港で、搭乗券発行料として、15ユーロ(約1800円)あるいは15ポンド(約2100円)を徴収される。
 必ず、プリンターが利用できる環境で、印刷するようにしよう。
 またライアンエアーでは、非EU市民は渡航先の国家に入国することができるかどうかを確認するVISA CHECKという作業を受けなくてはならないので、搭乗券に必ず「VISA CHECK」というハンコを押してもらうことを忘れないようにしよう。チェックインカウンターに向かえば、何を言わなくても、職員が自動的に対応してくれるはずだが、心には留めておこう。

③機内持ち込み手荷物および預け荷物の重量超過にはくれぐれも注意

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 機内持ち込み手荷物は、
 55cm x 40cm x 20cm の直方体に収まる10kg以内の重量のかばん1つと、 35cm x 20cm x 20cmの直方体に収まるハンドバッグ(ノートパソコンを含む)1つが許容されている。これは、空港で厳密にチェックされる。ロンドン・スタンステッド空港では、はかりの上に荷物を載せて、OKサインが表示されないと、先に進めないようになっている。預け手荷物は事前にインターネット上で重量別に購入しておく。
 もし、重量超過をした場合には、1kgあたり10ユーロ(約1200円)あるいは10ポンド(約1400円)が徴収される。

④これは、罠ではないが… 

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 もし、出発の40分前までに空港に到着できなかったものの、出発から1時間後までの間に空港に到着することができれば、100ユーロ(約12000円)あるいは100ポンド(約14000円)の手数料を支払って、購入した搭乗券が無効にはならず、直近の別の便へと振り返ることができる。
 しかし、手数料の高さを考えると、直近の便をインターネットで初めから購入し直す方が、安く上がる可能性もある。

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 ライアンエアーは正規の航空運賃よりは、「罰金」で稼いでいる会社という印象を受ける。
 利用には、一種のゲームのようなスリルが感じられるが、うまくクリアできればとても安く移動ができるので、ぜひとも挑戦していただきたい(笑)