前の日、ゲストハウスのオーナーがこういう。

オーナー「明日の朝ごはんはどうしますか。西洋式にしますか、北タイの伝統的なものにしますか」
僕「北タイの伝統的なものをお願いします」
オーナー「本当?食べられるかしら」
僕「ええ、もちろん」

 「食べられるかしら」というくらいだから、何か、奇妙な味の朝ごはんでもでるのだろうか。
 そう思いながら、寝床に着いた。

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【2017.6.25】Baan KUM - ONにて

 朝を迎える。
 午前8時に朝食だというから、下へと降りていく。

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 木を、裸足で歩くというのはやはりここちがよい。

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 まだ気温はそれほど高くはなかったが、陽射しは強く、すぐに暑くなりそうだった。

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 階下には誰もいなかったが、すでに朝食の準備ができていた。

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 座敷に上がって、朝食を食べる。

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 葉にくるまれているのは、もち米だ。
 タイ北部や東北部では、バンコク周辺と異なり、伝統的に主食としてもち米が食べられた。

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 これを、塩味のきいたおかずと合わせて食べる。

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 結構、塩味が強かったから、タイ北部は塩味の強い味付けをこのむ傾向にあるのだろうか、と思う。
 それでも、朝の涼しい時間帯に、座敷で裸足で上がり、食べる朝食はとてもおいしい。高床式住宅の1階にあってか風がよく通り、気持ちがよい。

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  もち米を手でちぎりながら、食べていると、初老のオーナーのおばさんが自転車に乗って、やってきた。自転車はママチャリではなく、もっと本格的な、ロードバイクだった。
 友人は、「あのおばさん、ふくらはぎ、すごいぞ」と言う。たしかに、ふくらはぎがすごかった。

オーナー「おいしいですか」
僕「ええ」
オーナー「それはよかった。やっぱり、食べられるのね。ところで今日は、何をするつもりなの」
僕「市内観光でも」
オーナー「ランパーン名物の花馬車は30分で300バーツ(約1000円)くらいで、市内をめぐってくれるわ。それとも、自転車にする?」

 ゲストハウスでは、自転車を無料で貸してくれる。

僕「そうですね。自転車で、走りたい」
オーナー「どうぞ、ご自由に使って」

 さすが、自転車好きのオーナーが管理しているだけあってか、レンタサイクルにありがちな管理の行き届いていない自転車ではなく、管理の行き届いている自転車であった。ただ、身長181cmの僕には小さくはあったが。
 最後に、パパイヤとパラミツを食べて、お腹いっぱいにする。

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 ランパーンにあるゲストハウス「Baan KUM - ON」は、北タイの伝統的な作りの建築であり、とても清潔でまた、居心地がよく、朝食がおいしく、また、オーナーも素敵な方だから、是非おすすめしたい。

■Baan KUM - ON
 住所 : 36 Radwattana Road, Wieng Nua, Mueang Lampang District, Lampang 52000
 宿泊料金 : 朝食込みのツイン、ダブルともに1室1泊1200バーツ(約4000円)