バンコクから片道4.5時間ほどの時間を所要する、ラン島。
 日帰りというわけにはいかまい。週末をこのラン島に、過ごしにやってきたのだ。しかし、離島であるラン島の宿泊施設は、タイの他の地域と比較すると高めで、値段ほどのクオリティーはない。
 今回は、島の最大集落であるナーバーンの港から近いところにある、「Baan Navy Koh Larn(บ้านเนวี่เกาะล้าน)」に宿泊する。

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【2017.7.29】Baan Navy Koh Larn

 ダブルベッドのある部屋が1泊1420バーツ(約4750円)だった。

IMG_3251【2017.7.29】Baan Navy Koh Larnにて

 客室からは、海が望める。
 風が吹くごとに、貝殻風鈴がカラカラカラと鳴る。

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 お腹が空ていたから、昼ごはんを食べることにする。

IMG_3252【2017.7.29】港周辺

 港の周辺には、食堂などが集まっている。

IMG_3253【2017.7.29】港周辺

 トムカーガイ(ต้มข่าไก่)を食べる。

IMG_3260【2017.7.29】トムカーガイ

 なんだかとても、可愛らしげに盛られている。味も可愛げというべきだろうか、甘酸っぱく、食べやすい味だった。
 さて、島の中をどう周ろう。この島には、公共交通などないのだ。

IMG_3256【2017.7.29】港周辺

 食堂の目の前に、バイクが停められている。
 おじさんと目が合うと、バイクを次の日の正午まで、400バーツ(約1330円)で貸し出すと言い出す。(なお夜を越さない、終日で借りると300バーツだという)僕はバイクを運転してみたことはなかったし、タイ国内で通用する免許証も持っていないのだが、貸せるという。では借りてしまえと、使い方を教わり、借りてしまった。パスポートなどの身分証明書を預けるだけで、借りられるのだ。さすがバイクだけあって自転車よりは重いが、慣れてしまえば、なんとか運転することができる。それでも、ヘルメットもないから、万が一を考えて、時速20kほどの低速安全運転をこころがけて、ラン島をめぐることにした。
 5~6平方キロメートルほどの、人口3000人ほどの小さな島で、車はほとんど通らず、信号もないようなところだから、バイクの練習にはよいところなのかもしれないとも思う。