ラン島のジャイアント・モンク(Giant Monk)からさらに奥に進んだところにあるお寺に、「กวนอิม(Guan Yin)」の像がある。
 Google Mapで、「12.921778, 100.777056」あるいは「12°55'18.4"N 100°46'37.4"E」あたりの位置にある。

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【2017.7.29】像

 「กวนอิม(Guan Yin)」とは何なのだろう。タイ人にきくと「中国人の名前だと思う」という答えが返ってきたが、よく考えたら「Guan Yin」とは、「観音」を中国語普通話のピンインで表記したものである。つまりは、観音菩薩だ。観音菩薩は、日本にも、タイにもいるのだ。
 仏経はインド方面から中国へと伝わり、漢字圏の言葉に翻訳され、朝鮮半島や日本へと広がった。タイにおける仏教もまた、中国を経由してやってきているものがある。
 この、観音菩薩像からは、ラン島の景色がよく見える。

IMG_3310【2017.7.29】ラン島にて

 なんだか、タイにいるということを忘れてしまう。

IMG_3312【2017.7.29】ラン島にて

 日本の沿岸部にも、こういう景色がいたるところにある。

IMG_3316【2017.7.29】ラン島にて

 振り返ると、山の上に、さきほどいた仏堂がみえる。あの仏堂から、250段の階段を降りてきたのだ。

IMG_3318【2017.7.29】ラン島にて

 のどかなところだ。

IMG_3321【2017.7.29】ラン島にて

 ビーチはたくさんの人で賑わっているが、観音菩薩像を訪れる人は、多くはない。

IMG_3319【2017.7.29】ラン島にて

 ラン島の東方にある、パタヤの市街地が見える。
 こう見ると、パタヤは都会だ。
 
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【2017.7.29】ラン島の水

 帰りに、水分補給をする。「Koh Larn」と書かれている。ラン島で採取された水なのかは分からないけれども、ラン島限定品であるようだ。
 それからバイクにまたがって、山を下りていくことにした。