翌朝、7時に起きて朝食を食べてから、8時にはビーチへと向かう。
 遅くなると陽射しが照りつけ、暑くもなり、人も増えそうだったから、朝早くからビーチへ向かうというのはよい考えだと思う。

IMG_3431【2017.7.30】ティアンビーチ入口

 島の西部にある、ティアンビーチ(หาดเทียน, Tien Beach)だ。

IMG_3439【2017.7.30】ティアンビーチにて

 朝だったが、人はいた。
 僕たちと同じ考えで、わざわざ朝にやってきているのだろうか。

IMG_3441【2017.7.30】ティアンビーチにて

 水は、非常にきれいだとは言わないけれども、十分、きれいだと思う。
 これくらいだったら、海水に入ることをはばかることもない。

IMG_3442【2017.7.30】ティアンビーチにて

 さすが、熱帯の海だけあって、水温は高い。

IMG_3444【2017.7.30】ティアンビーチにて

 海水内にはあまり、生物が見当たらない。

IMG_3447【2017.7.30】ティアンビーチにて

 海辺の生き物が棲息できるような岩場があるわけではないし、水深が浅く太陽光がよく届く浜辺は水温が高すぎて、海辺の生き物には好まれないのだろうか。

IMG_3449【2017.7.30】ティアンビーチにて

 引く波が、きれいだ。

IMG_3450【2017.7.30】ティアンビーチにて

 ひたすら平和だった。

IMG_3453【2017.7.30】ティアンビーチにて

 みな、安らかな時を過ごしている。

IMG_3459【2017.7.30】ティアンビーチにて

 しばらく、海水に入っていたけれども飽きて、ビーチチェアに横になった。
 ビーチチェアは一人、50バーツ(約167円)である。

IMG_3464【2017.7.30】ティアンビーチにて

 ただ、海を眺めながら、横になっているのもよい。
 そうしていると、おばさんが「足の裏の垢すりをしている。生活が苦しいから助けてほしい。どうしてもやらせてくれ」というから、100バーツ(約330円)の垢すりを楽しむことになった。
 10分ほどの垢すりだったが、たくさんの垢が出た。彼女は僕に日本人であるかと確認してから、「たくさん」と日本語で言った。たしかにそこには、たくさんの垢が出ていた。

IMG_3465【2017.7.30】ティアンビーチにて

 つるんつるんになった足でまた、海に入ったりした。

IMG_3458【2017.7.30】ティアンビーチにて

 癒しである。

IMG_3468【2017.7.30】ティアンビーチにて

 また、来たいと思う。

IMG_3469【2017.7.30】ティアンビーチにて

 広いのに、人が少なくてひたすら、ゆったりとしている。
 景色もよくて、ラン島ではもっともよいビーチなのではないかと思う。

IMG_3480【2017.7.30】ティアンビーチにて

 ビーチの端では、ロシアからやってきた新婚カップルが写真撮影にはげんでいた。

IMG_3484【2017.7.30】ティアンビーチにて

 カメラマンは、カップルに、新郎に新婦を背負わせて海岸を走らせてみたりなど、なかなかアクロバティックな命令を出していたので、思わず笑みがこぼれた。

IMG_3485【2017.7.30】ティアンビーチにて

 ただ海水浴をしたり、海を眺めたりしていただけなのに、すでに正午近くになっていた。
 心を無にしていると、時間が流れていることすらつい忘れてしまうものだ。