スクンビット(アソークあるいはプロンポン周辺)からドンムアン空港へと向かうには、以下の二つの方法が考えられる。

①公共交通を用いる
 BTSスクンビット線モーチット(หมอชิต, Mo Chit)駅あるいはMRTチャトゥチャック公園(สวนจตุจักร, Chatuchak Park)駅から、空港バスであるA1あるいはA2バスを利用して向かう。
 運賃は、BTSやMRTが40バーツ前後、空港バスが30バーツの約70バーツ(約230円)で、バスは午前7時から午前0時まで運行する。

②タクシーを用いる

 今回は荷物もあったので、手っ取り早く、タクシーを利用することにした。

 午後10時15分に、BTSプロンポン駅周辺の自宅前からタクシーに乗車する。「ไปสนามบินดอนเมืองได้ไหม(ドンムアン空港に行けますか)」ときくと、ドライバーは了承し、すぐにメーターを回してくれた。
 途中、高速道路を利用するかと確認される。高速道路を利用することにすると、バンコク都心の区間に50バーツ、バンコク都心から郊外方面へと抜ける区間で70バーツの計120バーツ(約400円)の料金がかかるが、これは料金所で乗客が支払う。
 運転手に一度、東京に行くのに、スワンナプーム空港ではなくドンムアン空港へ向かうのかの確認をされた。タイ人の間では、ドンムアン空港といえば国内線のイメージが強く、スワンナプーム空港といえば国際線のイメージが強いようだから、タイ人の運転手による「外国人が空港へと向かうのだからスワンナプーム空港へと向かうに違いない」という勝手な判断で、スワンナプーム空港に連れていかれないように、ドンムアン空港へと向かうということについて、念を押しておくには越したことない。
 深夜ではあったが金曜日であったため渋滞もあったため、高速道路を経由してもちょうど1時間ほどの時間を要した。運転手に支払う運賃は約240バーツ(約800円)であった。高速道路料金を含めると、360バーツ(約1200円)ということになる。深夜にタクシーを利用し約25㎞ほど移動をしても、これくらいの料金でおさまることを考えれば、バンコクにおいてタクシーはとても利用価値が高いといえよう。
 午後11時15分にドンムアン空港に到着し、その1時間30分後である午前0時45分にドンムアン空港を離陸するスクートTR292便東京行きの便に乗りこんだ。

IMG_3561
【2017.8.12】ドンムアン空港にて

 深夜であったため眠く、機内に入ってからすぐに眠りについた。

20170812TR292

 6時間5分後の日本時間午前8時50分に東京・成田空港へと到着する。
 飛行時間があまり長くはないことから、十分な睡眠時間を確保することはできなかった。

IMG_3564【2017.8.12】成田空港にて

 4か月ぶりに、日本へとやってきた。
 8月の半ばであるにも関わらず陽射しは無く、気温は24度ほどだった。バンコクと比べて肌寒く、風邪を引きそうだった。