タイでの通信費は、月500バーツ(約1670円)だ。
 まず、SIMフリーのスマートフォンを用意し、dtacのSIMカードを開通する。この際、パスポートなどの身分証明書が必要となる。
 それから、dtacのアプリケーションをダウンロードし、プランを設定する。

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 アプリケーションはFacebookと連動させておくと、便利である。

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 連動させておかないと、SIMカードを挿入していなかったり、タイ国外にいてdtacの通信網に接続していない時に、アプリケーションにログインできなくなる可能性がある。

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 何の契約をしていなくても、64Kbpsのインターネットが無制限で利用ができるが、この通信速度でスマートフォンを利用するということは、非現実的である。
 そこで、Add-onを設定する。

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 いくつかのプランがあるが、現在、利用しているのは、4G通信の4Mbpsの30日無制限プランである。

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 月額500バーツ(約1670円)で、4G通信が無制限に利用できる。
 デザリングを利用できるため、携帯電話をWiFi代わりに利用できる。そのため、自宅では、別途のインターネット回線を契約していない。つまり、パソコンとスマートフォンを合わせて、通信費は月額500バーツですんでいる。
 4Mbpsというと、遅いように思われるが、youtubeの視聴などに、大きな支障はもたらなさない程度であり、十分、使用するに値する。

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 なお、10Mpbsの無制限の通信にすると、7日間で199バーツ(約660円)となり、4Mbpsの通信より割高になる。(現在のところ、10Mbpaの無制限通信に30日のプランは存在しない)
 一度、Add-onを設定すると、期限が切れる日ごとに自動更新される。30日プランを契約しているため、30日ごとに料金がひかれる。
 プリペイドであるため、定期的に、dtacのアカウントに料金を振り込んでおく必要がある。タイ国内発行の銀行のカードや、クレジットカードで簡単に入金ができるし、持っていなくてもセブンイレブンや、コンビニや駅構内にある専用の機器で簡単に入金を済ませることができる。

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 30日に500バーツのプランなら、3000バーツくらいを入金しておけば半年は入金をしなくても利用ができるから、プリペイドだからといって煩わしいということはないだろう。SIMカードの有効期限は、入金するたびに延長される。長い間、入金がないと、無効化されてしまうが、タイに住んでいる限りなら、半年以上、入金しないままほったらかしにしておくということはないだろうから、気にしないでよさそうだ。
 ちなみにこのプランでは通話は、1分間に0.69バーツ(約2.3円)で、電話をするたびに残金から引かれる。しかしタイでは、4Mpbsの通信速度なら不便ではないLINE電話を利用することも多いし、通話料金はあまりかかっていない。
 それにしても、タイは通信費が安い。