タイではいくつかの銀行口座を持っているが、まずサイアム商業銀行(SCB)に口座を一つ持っている。

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 なぜこの銀行の口座を開いたかといえば、家の近くにあるコンビニに設置されているATMがバンコク銀行のものとサイアム商業銀行のものであったからという、それくらいの理由でしかないが、バンコクの大手銀行のうちの一つで、王室系のものである。(その他の大手銀行は、華僑系のバンコク銀行、政府系のクルンタイ銀行、農業系のカシコーン銀行がある)
 普通預金口座を持っているが、金利が年0.5%である。

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 タイも低金利時代にあるが、それでも日本の大手銀行の普通預金の金利水準に比べると、500倍はある。(現在、日本の大手銀行の普通預金口座の金利は年0.001%ほどである)
 普通預金口座のうちでも、Jam-Tem Accountという、種別のことなる口座を開くと、預金のうち10万バーツ(約33万円)以上50万バーツ(約165万円)以下の範囲には0.75%の金利を、50万バーツ以上1000万バーツ(約3300万円)以下の範囲には1.5%の金利をもらうことができ、ある程度の預金をしておけば、金利を年1%以上にすることができる。
 定期預金は以下の通りで、

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 1年の定期預金なら、1.5%ほどの金利をもらうことができる。

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 現在、普通預金口座に8万バーツ(約27万円)ほど入っている。

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 スマートフォンのアプリを開くと、どれだけ金利がたまっている(Accrued Interest)か、確認することができる。
 ある日の時点では、「44.86バーツ」の金利がたまっていた。

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 あくる日には、45.95バーツと、1.09バーツ(約3.6円)、増えていた。
 つまり、毎日、3.6円もの金利がついているのが、目に見えるのである。これは、日本ではできない体験だ。微々たる金額ではある。タイで、1バーツでできることといえば、コンビニに置かれている体重計を一度利用するくらいだ。しかし、面白い。この金利は一年に2回、確定し、口座に現金として支給される。
 なお、サイアム商業銀行の金利はhttp://www.scb.co.th/en/about-scb/rates-and-feesで、確認できる。