ベルリンで留学生活を送っている友人は、春休みだったが、遅く寝て遅く起きる生活を送っていたから、朝から僕のベルリン観光には付き合わず、午後1時に合流することにしたのだった。
冬のベルリンは、午後4時には日が暮れてしまうから、寝坊してしまうと太陽の光にはほとんど当たれないというが、3月になると昼が長くなって、そういう憂鬱さは軽減するそうだ。
【2017.3.15】ベルリンにて
友人との待ち合わせ場所になっていたレストランへと向かう。
大型建築物がたくさん立ち並んでいるあたりを通る。
【2017.3.15】図書館
ベルリン中心にあるこういった地域は、かつて東ベルリン側にあった西ベルリンとの緩衝地帯が、東西ドイツ統ー後に開発されたものだという。
【2017.3.15】ベルリンにて
まだ空き地もあって、全てが開発されているようではなかった。
【2017.3.15】ベルリンにて
教会がある。
【2017.3.15】セント・マシュー教会(St.Matthäus Kirche)
セント・マシュー教会(St.Matthäus Kirche)といって、1844年~1846年に建てられたが、第二次世界大戦中に破損し、修復されたという歴史を持つものだそうだ。今は、現代アートの展示施設として利用されている。
【2017.3.15】ベルリンにて
広々として、ゆったりとしている。
【2017.3.15】ベルリンにて
約束の時間から少し遅れて、レストランに到着する。
そもそも、初めてやってきたヨーロッパの都市であるというのに、住所だけを与えられて、午後1時ぴったりに待ち合わせようというのは、難しい。
ヨーゼフ・ロート・ディーレ(Joseph Roth Diele)というレストランだった。レストランというと敷居が高いように感じられるけれども、カジュアルな身なりでふつうに入ることのできる一般的な食堂である。
【2017.3.15】店内
店内はレトロで、その雰囲気を味わうためだけでも、訪問する価値があると思う。
代表的なドイツ料理ともいえる、ザウアーブラーテン(Sauerbraten)を食べる。
【2017.3.15】ザウアーブラーテン
ザウアーブラーテンとは、牛肉の蒸し煮であるが、酢の入った調味料の漬け汁で調理をおこなうという点において、日本人には独特である。
その柔らかく煮込まれた肉を、酸味のきいた紫キャベツと、シュペッツレ(Spätzle)と呼ばれる卵の麺と一緒に食べる。
牛肉は驚くほど柔らかかったが、紫キャベツにしろ牛肉にしろ「酸味のあるものが温かい状態で食べる」ということに慣れていないと、その違和感を克服できないうちに、食事が終わってしまう。僕も、そういう傾向があった。
【2017.3.15】梨ジュース
飲み物は梨ジュースを注文した。
多くのドイツ人は昼から、ビールを飲んでいた。ビールは大きなジョッキででてきていて、いかにも「正真正銘のドイツ」といった感じだった。一人でやってきている客も多く、彼らもまた、ビールを飲んでいた。たくさんの人が真昼間から、アルコール類を摂取している。
価格はどう注文しても、10ユーロ(約1300円)から20ユーロ(約2600円)ほどにおさまる。ヨーロッパにしてはさほど、高くはないと思う。
量が多く、お腹がいっぱいになる。ドイツの料理は一品一品が大きい。そして一人が、一枚の皿に盛られた料理を全て食べきる。複数人で取り合分けたりすることは、家庭内ではあるかもしれないが、外食の場ではあまり見られなかった。
【2017.3.15】ヨーゼフ・ロート・ディーレ
お店の外に出た時、通行人がお店の前に飾られていた塩の入ったガラス容器に触れて、落として割ってしまった。それを、必死に片付けていた。ガラスを、手で片付けることは危ないことだし、通行人が触れかねないところにそういったものを置く店側にも落ち度があるような気がして、店内の人を呼んで謝るだけでよさそうだけれども、落としてしまった本人たちが素手で片付けていたから、ずいぶん、律儀な人たちだと思った。
いずれにしろ、ドイツ料理やドイツのレトロなインテリアをリーズナブルに楽しむには、ちょうどよいレストランだと思った。ただし、英語のメニューなどが特別、用意されているようすはなかったから、ドイツ語が分からなければ、注文には苦労するかもしれない。
■ヨーゼフ・ロート・ディーレ(Joseph Roth Diele)
住所 : Potsdamer Straße 75, 10785 Berlin
休業日 : 土日・祝日
営業時間 : 午前10時~午前0時
冬のベルリンは、午後4時には日が暮れてしまうから、寝坊してしまうと太陽の光にはほとんど当たれないというが、3月になると昼が長くなって、そういう憂鬱さは軽減するそうだ。
【2017.3.15】ベルリンにて
友人との待ち合わせ場所になっていたレストランへと向かう。
大型建築物がたくさん立ち並んでいるあたりを通る。
【2017.3.15】図書館
ベルリン中心にあるこういった地域は、かつて東ベルリン側にあった西ベルリンとの緩衝地帯が、東西ドイツ統ー後に開発されたものだという。
【2017.3.15】ベルリンにて
まだ空き地もあって、全てが開発されているようではなかった。
【2017.3.15】ベルリンにて
教会がある。
【2017.3.15】セント・マシュー教会(St.Matthäus Kirche)
セント・マシュー教会(St.Matthäus Kirche)といって、1844年~1846年に建てられたが、第二次世界大戦中に破損し、修復されたという歴史を持つものだそうだ。今は、現代アートの展示施設として利用されている。
【2017.3.15】ベルリンにて
広々として、ゆったりとしている。
【2017.3.15】ベルリンにて
約束の時間から少し遅れて、レストランに到着する。
そもそも、初めてやってきたヨーロッパの都市であるというのに、住所だけを与えられて、午後1時ぴったりに待ち合わせようというのは、難しい。
ヨーゼフ・ロート・ディーレ(Joseph Roth Diele)というレストランだった。レストランというと敷居が高いように感じられるけれども、カジュアルな身なりでふつうに入ることのできる一般的な食堂である。
【2017.3.15】店内
店内はレトロで、その雰囲気を味わうためだけでも、訪問する価値があると思う。
代表的なドイツ料理ともいえる、ザウアーブラーテン(Sauerbraten)を食べる。
【2017.3.15】ザウアーブラーテン
ザウアーブラーテンとは、牛肉の蒸し煮であるが、酢の入った調味料の漬け汁で調理をおこなうという点において、日本人には独特である。
その柔らかく煮込まれた肉を、酸味のきいた紫キャベツと、シュペッツレ(Spätzle)と呼ばれる卵の麺と一緒に食べる。
牛肉は驚くほど柔らかかったが、紫キャベツにしろ牛肉にしろ「酸味のあるものが温かい状態で食べる」ということに慣れていないと、その違和感を克服できないうちに、食事が終わってしまう。僕も、そういう傾向があった。
【2017.3.15】梨ジュース
飲み物は梨ジュースを注文した。
多くのドイツ人は昼から、ビールを飲んでいた。ビールは大きなジョッキででてきていて、いかにも「正真正銘のドイツ」といった感じだった。一人でやってきている客も多く、彼らもまた、ビールを飲んでいた。たくさんの人が真昼間から、アルコール類を摂取している。
価格はどう注文しても、10ユーロ(約1300円)から20ユーロ(約2600円)ほどにおさまる。ヨーロッパにしてはさほど、高くはないと思う。
量が多く、お腹がいっぱいになる。ドイツの料理は一品一品が大きい。そして一人が、一枚の皿に盛られた料理を全て食べきる。複数人で取り合分けたりすることは、家庭内ではあるかもしれないが、外食の場ではあまり見られなかった。
【2017.3.15】ヨーゼフ・ロート・ディーレ
お店の外に出た時、通行人がお店の前に飾られていた塩の入ったガラス容器に触れて、落として割ってしまった。それを、必死に片付けていた。ガラスを、手で片付けることは危ないことだし、通行人が触れかねないところにそういったものを置く店側にも落ち度があるような気がして、店内の人を呼んで謝るだけでよさそうだけれども、落としてしまった本人たちが素手で片付けていたから、ずいぶん、律儀な人たちだと思った。
いずれにしろ、ドイツ料理やドイツのレトロなインテリアをリーズナブルに楽しむには、ちょうどよいレストランだと思った。ただし、英語のメニューなどが特別、用意されているようすはなかったから、ドイツ語が分からなければ、注文には苦労するかもしれない。
■ヨーゼフ・ロート・ディーレ(Joseph Roth Diele)
住所 : Potsdamer Straße 75, 10785 Berlin
休業日 : 土日・祝日
営業時間 : 午前10時~午前0時