地球の覗き方

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カテゴリ:日本 > 埼玉県

 宝登山(ほどさん)へと向かう。
 長瀞の中心部のすぐ近くにあって、ロープウェイで頂上まで上ることができる。

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【2017.11.13】宝登山付近

 ロープウェイの駅までは、長瀞駅から歩いていけば15分ほどの距離だし、シャトルバスも走っている。

IMG_6086【2017.11.13】宝登山付近

 ロープウェイの山麓駅へと向かう。

IMG_6088【2017.11.13】宝登山麓駅

 十月桜が咲いている。

IMG_6089【2017.11.13】十月桜

 運賃は往復820円だが、秩父フリーきっぷを提示すると、往復740円に割引される。片道でも、割引が適用される。
 午前9時40分から午後5時頃まで30分に1本ずつ運行される。

IMG_6093【2017.11.13】ロープウェイにて

 ロープウェイは5分ほどで、頂上駅へと至る。

IMG_6096【2017.11.13】ロープウェイ

 鮮やかな紅葉を期待していたけれども、目が覚めるような鮮やかさはなかった。

IMG_6099【2017.11.13】宝登山頂駅

 標高497.1mの山だ。

IMG_6097【2017.11.13】宝登山にて

 頂上付近には蠟梅園があるから、蠟梅の季節にはたくさんの人がやってくるのだと思う。

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 日が傾き始めている。

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 鄙びた武蔵野の景色だ。

IMG_6110【2017.11.13】宝登山にて

 しばらく、景色を眺めている。

IMG_6118【2017.11.13】宝登山にて

 5時の最終ロープウェイで下ることにする。

IMG_6119【2017.11.13】柿

 山を下る。

IMG_6122【2017.11.13】ロープウェイにて

 下ってから、シャトルバスに乗り、長瀞駅へと向かう。

IMG_6131【2017.11.13】長瀞駅

 長瀞駅から電車に乗って、東京へと帰る。

IMG_6127【2017.11.13】長瀞駅

 長瀞への一日旅行は、正直に言えば、紅葉の色づきが期待ほど鮮やかではなかったことが、残念だった。北海道や東北地方の紅葉に比べれば、秋の冷え込みの弱い関東地方の紅葉はどうもいまいちだ。


 空は澄んでいる。

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【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 長瀞渓谷へとやってくる。

IMG_5982【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 長瀞渓谷は荒川の上流にある渓谷だ。

IMG_5986【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 日本地学発祥の地として、日本ジオパークに登録されている。

IMG_6003【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 エメラルド色の川には、ライン下りの舟が下っていく。

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 紅葉を楽しみにしてやってきたのだが、思ったより、色づき具合が鮮やかではない。

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 見頃にはまだ早かったのだろうか。

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 燃えるような紅葉を期待していたが、そうはならなかった。

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 そもそも関東地方の秋の冷え込み具合では、あまりきれいに染まらないのかもしれない。紅葉がきれいに染まるには、朝晩の冷え込みが厳しくなくてはならない。

IMG_6024【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 上流に向かって、歩いていく。

IMG_6030【2017.11.13】長瀞渓谷にて

 川の流れが、激しい。

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 岩と岩の間の狭隘ところでは、水はごおっと音を立てながら、渦を巻き流れていく。

IMG_6039【2017.11.13】紅葉

 歩いていると、もみじ公園へと出てくる。

IMG_6044【2017.11.13】紅葉

 ライン下りの舟に乗りに行くことにした。
 長瀞には何回か来たことがあるけれども、ライン下りの舟に乗るのは初めてだった。

IMG_6053【2017.11.13】ハクセキレイ

 船着場まで歩いていく。

IMG_6060【2017.11.13】荒川河川敷

 船着場につくと、トラックが舟を運んで下ろしていた。
 ライン下りで下った舟は、トラックにのせられて陸路で移動させられて、また上流地点に戻ってくるようになっている。川を下ることしかできない舟、なんだか哀れだ(笑)
 「秩父フリーきっぷ」を提示すると1区間1600円の乗船代が、1450円に割り引かれる。

IMG_6064【2017.11.13】ライン下り

 2つの舟が同時に出発する。

IMG_6068【2017.11.13】ライン下り

 3kmのコースを15分ほどかけて下っていく。
 船頭は「先日の大雨で、水量が多いため、普通は15分ほどで行くのですが、今日はもう少し早めにつきそうです」という。それから、「前方の舟は、濡れやすい、スリリングなコースを選んで下っていますが、我々は濡れないコースを行きましょう。途中、川が浅いところがあって、舟の底に衝撃が感じられますから、気を付けてください」という。どういうコースを下っていくかは、船頭の裁量であるらしい。

IMG_6071【2017.11.13】ライン下り

 しばらくすると、落ち着いた流れへと出てくる。

IMG_6076【2017.11.13】ライン下り

 「ここから先は荒川上流部で、流れが緩やかな区間なんです。流れが緩やかなところを『瀞(とろ)』と言います。漢字で、『さんずい』に『静か』とかきますから、その意味も分かるでしょう。その『瀞』の区間が長いから、長瀞と呼ばれるようになったんです。長瀞町の地名の由来です」

IMG_6078【2017.11.13】ライン下り

 川面から紅葉をながめる。
 ラインくだりはあっという間に終わってしまった。


 友人と、秋の長瀞に行く。

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【2017.11.13】西武秩父線にて

 長瀞に行くのは、2013年8月以来、4年ぶりだった。

IMG_5952【2017.11.13】西武秩父線にて

 秋に長瀞に行くのは、中学生の時だったか、理科の授業の演習で、地層を見学したり、河川敷で岩石を採集しに行ったのが最後だったと思う。15年ぶりの訪問ということになるだろうか。

IMG_5953【2017.11.13】西武秩父線にて

 西武線内は特急電車を利用する。
 「秩父フリーきっぷ」という乗車券を購入すると、おトクに長瀞旅行を楽しめる。
 例えば池袋を起点にすると長瀞まで西武池袋線、西武秩父線、秩父鉄道を経由して普通運賃では片道1242円、往復2484円かかる。しかし、「秩父フリーきっぷ」を利用すると、2000円で往復できる。(特急料金は別途、支払わなくてはならない)
 「秩父フリーきっぷ」では、池袋と長瀞を単純往復するだけでもお得ではあるが、西武秩父線の芦ヶ久保から西武秩父の区間と秩父鉄道(野上・長瀞~三峰口間)が2日間乗り降り自由になったり、一部の観光地や温泉で割引を受けることもできるから、とても便利だ。

IMG_5959【2017.11.13】西武秩父駅

 西武秩父線西武秩父駅で、秩父鉄道に乗り換える。
 西武秩父線の駅名は「西武秩父」駅であるが、秩父鉄道側の駅名は「御花畑」駅となる。メルヘンチックな地名ではあるけれども、お花畑は今はない。

IMG_5962【2017.11.13】長瀞駅

 長瀞駅に到着する。
 池袋駅から約2時間10分ほどで到着する。

IMG_5961【2017.11.13】長瀞駅前

 駅周辺で、昼食を食べる。
 「そば処たじま」というところで、そばを食べることにする。

IMG_5967【2017.11.13】そば処たじま

 特天ざるそば(2000円)を注文する。

IMG_5965【2017.11.13】かりんとう

 さまざまな野菜を揚げた、天ぷらの山が出てくる。

IMG_5972【2017.11.13】天ぷらそば

 つい、笑ってしまう天ぷらの山である。これが、一人分として提供されるとは(笑)
 友人と分け合いながら平らげたところ、店員が「全部、召し上がっちゃったんですね」と言う。大体の客は、いくらかは残していくのだろう。なんだか気恥ずかしかった。

■そば処たじま
 住所 : 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞803−3
 営業時間 : 午前11時~午後3時


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