地球の覗き方

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カテゴリ:中国 > 四川省

 成都の春熙路にある「1點點」というお店で、中国で話題になっているというミルクティーを飲む。

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【2017.11.19】1點點

 友人は台湾のチェーン店なのではないかというが、台湾で、このチェーンを見たことがない。

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 調べてみると、台湾の「50嵐」というチェーン店と何らかの関係があるらしいが、中国では「1點點」というブランドとしても展開されているようである。

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 それは生クリームがたくさんのっていて、リッチなミルクティーなのである。

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【2017.11.19】ミルクティー

 たくさんの人が行列を作って、並んでいた。

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【2017.11.19】成都にて

 しばらく友人と、話ながら時間を過ごす。

IMG_7344【2017.11.19】成都にて

 バンコク行きのタイ・ライオンエアSL8051便は、北京時間午前3時に成都を出発し、バンコク時間午後5時50分に着陸する予定だった。
 空港には午前1時頃に到着すればよかったが、その時間になると公共交通がない。友人が携帯のアプリで、白タクシーを呼んでくれた。途中、他の人たちを拾い、合計4人で空港へと向かったが、一人当たりの支払いが20元(約340円)ほどで済み、とても安かったと思う。ふつうのタクシーだったら50元(約850円)ほどはかかったはずである。(ところで、一人の男性が予定時刻に現れず、30分ほど遅刻してやってきて、他の人たちの顰蹙をかっていた。今回は2時間前に到着するように行動していたから時間に余裕があってよかったものの、いつも必ずしもそうではないことを考えると、空港に行くときにこのサービスを利用するのは今後、考えものである)

IMG_7353【2017.11.20】成都空港にて

 成都から、バンコクへ向かう。

IMG_7357【2017.11.20】タイ・ライオンエア

 飛行機は定刻の午前3時に離陸する。
 タイ人は乗務員くらいしかいなかったし、おそらくチベット方面に旅行に行ったのだと思われる、チベットの民族衣装をまとった西洋人が一人いたことを除けば、機内は中国人ばかりだった。

IMG_7359【2017.11.20】成都上空にて

 タイ語と、タイ語訛りの英語に、安心感を抱く。
 ついに、馴染みのある世界に帰るのだ。

IMG_7366【2017.11.20】バンコク上空にて

 有給5日間を含めた、9連休が終わる。
 本当に、慌ただしい9連休だった。

 11月10日(金) バンコク→
 11月11日(土) →上海→東京
 11月12日(日) 東京
 11月13日(月) 東京
 11月14日(火) 東京
 11月15日(水) 東京→
 11月16日(木) →成都→丹巴
 11月17日(金) 丹巴
 11月18日(土) 丹巴→成都
 11月19日(日) 成都
 11月20日(月) 成都→バンコク

 バンコク・ドンムアン空港にはほぼ定刻の午前5時50分頃に到着したが、そこから自宅に向かうのに住宅に巻き込まれ、1時間以上時間がかかってしまい、タクシー代も520バーツ(約1700円)と普段の4割増しくらいになってしまった。
 自宅についたのは午前8時頃で、その日、すぐに通勤しなくてはならなかったが、これは決して楽ではなかった。しかし、旅と仕事だったら、僕は旅を優先させたい(笑)


 成都名物「火鍋串串」を食べに、「签王之王」というお店にやってくる。

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【2017.11.19】签王之王にて

 成都市内にいくつかの店舗があり、たくさんの成都市民に訪れられているようである。

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【2017.11.19】火鍋

 真っ赤な鍋を、ぐつぐつと沸かす。

IMG_7335【2017.11.19】签王之王にて

 食べたいものは、自分の手で持ってくる。

IMG_7322【2017.11.19】签王之王にて

 串の本数で値段が決定する仕組みである。
 安い具材は一本の串が通っていて、高い具材には複数本の串が通っている。

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【2017.11.19】签王之王にて

 いくつか串にささっていないものもあって、プレートの色によって値段が決まる。

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 これを、香草、にんにく、それからゴマダレ…。

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【2017.11.19】签王之王にて

 さらに、胡麻油を入れる。

IMG_7329【2017.11.19】签王之王にて

 前に、重慶で食べた火鍋とパターンは変わらない。
 (#1053.重慶火鍋ランキング1位「珮姐老火鍋」の火鍋を味わう!)

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【2017.11.19】签王之王にて

 串を鍋に投入する。

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 とても辛そうだ。

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 お腹がいっぱいになるころには、1人100元(約1700円)ほどの支払いになっていた。

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 さて味はどうだったかというと悪くはなかったのだけれども、以前、重慶で食べた、重慶火鍋ランキング1位の火鍋ほどのおいしさはなかった。あれは、2時間を待つ価値があったが、これはそこまでの価値はなさそうだ。

IMG_7334【2017.11.19】签王之王にて

 それと、店内の内装が非常にやぼったかった。あまりにもやぼったかったため、気に障って仕方がなかった。これだけ内装がやぼったいお店をかつて見たことがないのではないだろうか。
 重慶の「珮姐老火鍋」はまた食べたいけれども、こちらの火鍋串串はもういいかな、という感じである。


 成都市内の次の目的地「錦里」へと向かう。

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【2017.11.19】チベット人街

 途中、チベット人街を通る。

IMG_7244【2017.11.19】チベット人街

 成都は、チベット文化圏と接する都市であり、市内のどこにいても時にチベット僧とすれ違うことがある。特にチベット人街にはたくさんのチベットの人々がいる。
 チベット人街にはたくさんの監視カメラがあり、パトカーがあり、また武装警察がいて、「監視の対象」とされているようだった。チベットに行かずとも、チベットのものを買うことができることはよいが、居心地はなんとなく悪い。

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 チベット人街と「錦里」はとなりあっていて、歩いて移動できる。

IMG_7252【2017.11.19】錦里にて

 いかにも歴史のある街並みのように見えるが、これらはすべて再現されたものである。

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 明代、清代の建物が再現されている。

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 まず2004年に開業し、それから2009年に拡張されている。

IMG_7263【2017.11.19】錦里にて

 もとから商業空間として開発されたところなのだ。

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  同じ成都市内の「寛窄巷子」にはいくつかの古い建築物も残っていたが、ここは武侯祠博物館が清代の建築物であることを除けば、全てが新しいもののようである。

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 こちらも、たくさんの人がいる。

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 武侯祠博物館は、柵の外から見るだけして、中には入らなかった。

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 ちなみに武侯祠博物館の入場料は16元(約1020円)である。
 錦里では、食べ歩きを楽しんだ。

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 パイナップルにもち米を詰めた、スイーツが売られている。友人は、雲南省の何かではないかと言う。味は、そこそこだった。

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 すぐあとに夕食を食べるつもりだったから、それほどたくさんは食べなかった。

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 ほとんどの食べ物はただ、目でみて楽しんだ。

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 成都の小吃(スナック)が大集結している。

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 中には、パンダを模したものなんかもある。

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 果たして、おいしいのだろうか。

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 しばらく、歩いていく。

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 11月もそろそろ下旬だったが、銀杏の木はまだ色づいていない。成都は南方にあって、気候が温暖なのだろう。

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 あまりにも人が多くて、歩き疲れてしまう。

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 水辺は、なんとなく雰囲気がよい。

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 成都では、耳掃除(掏耳)が名物で「非物質文化遺産」とされているようだ。

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 出口へと向かって、歩いて戻っていく。

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 商業施設がメインの、再現された古い街並みである「錦里」。
 繁華街に行くつもりで訪問するのがよいだろう。


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