地球の覗き方

地球のことをのぞいてみよう

カテゴリ:中国 > 遼寧省

 路線バスの空港の停留所から空港までは、600mから700mほど歩く。

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【2014.11.25】大連周水子空港にて

 ちょうど、地下鉄の工事が行われていた。この地下鉄が開通していたら、もう少し大連市内を効率的に回れていただろうが、まだ開業日まであと半年のこっていた。
 空港に入ると、日本人や韓国人の旅客も多かったので、もやは外国にいるという実感がなかった。大連から日本に向かう航空便は意外と多く、その日だけでも、東京、大阪、名古屋、広島へと向かう便が見えた。
 空港で、朝食を食べる。

IMG_9093【2014.11.25】大連空港にて

 これだけで1000円を超えるので、全く、お得な感じがしない。味もさほどよいとは言えない。店員の女性が僕に、日本語も韓国語もできますというので、あえて、日本語と韓国語を混ぜて話してみたところ通じなかった。いちいち面倒なことをして、ごめんなさい(T_T)
 空港に置かれているリーフレットによると、大連は中国東北地方の窓なんだとか。

IMG_9096【2014.11.25】大連空港にて

 いよいよ、仁川国際空港へと飛ぶ。

ソウル大連

 1時間15分で到着してしまうのだが…。

IMG_9099【2014.11.25】航空機内から

 初めての中国訪問は、何のトラブルもなく終わった。

IMG_9103【2014.11.25】航空機内から

 さようなら、大連!

IMG_9104【2014.11.25】航空機内から

 次の中国時には、もっといろいろなものを見たいと思う。
 一つの都市に留まるだけではなく、鉄道に乗った他の都市に移動したり、田舎にも行ってみたい。

IMG_9106【2014.11.25】航空機内から

 機内食が出てくる。

IMG_9110【2014.11.25】機内食

 離陸してから50分で仁川国際空港に到着してしまうことを思うと、機内食が出てくること自体がむしろ慌ただしいことのように感じられる。 
 中国という国を初めて自分の目でみることができて、有意義な旅行だったと思う。

2014年11月 大連3泊4日
前の旅行記:#0450.大連滞在最後の朝



 大連滞在、最後の日の朝だ。しかし、午前11時の便に乗ってソウルへと帰らなくてはならないため、これといって観光はできなかった。
 宿の裏手に、公園がある。

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【2014.11.25】明澤湖にて

 明澤湖という、小さな湖がある。
 市民が、マラソンや運動などに励んでいる。

IMG_9054【2014.11.25】明澤湖にて

 公園はごみひとつ落ちていない、とても清潔だ。

IMG_9057【2014.11.25】明澤湖にて

 この日の朝は前日までとうって変わって、空気も澄んでいた。

IMG_9058【2014.11.25】明澤湖周辺

 大連市民になったつもりで、湖の周りを一周してみる。

IMG_9064【2014.11.25】明澤湖にて

 空港に向かうバスに乗りに行く。

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【2014.11.25】プロパガンダ

 社会主義のプロパガンダ広告のデザインがかっこよかったから、撮ってみた。
 これだけ澄んだ空は滞在中、初めてだった。1日遅く、大連に来るべきだったと思う。

IMG_9073【2014.11.25】大連市内にて

 しかし、通勤ラッシュの時間だったためか、ひどい交通渋滞で、クラクションが騒がしかったりもする。

IMG_9076【2014.11.25】大連市内にて

 この交通渋滞を解消できれば、大連はとても魅力的な都市になると思うのだが。
 中山広場に戻ってくる。1日目、空港からバスに乗ってやってきた場所だ。

IMG_9082【2014.11.25】中山広場にて

 1元(約15円)の路線バスに乗って、長々と時間をかけていく。
 途中、東京大学本郷キャンパスの安田講堂に似た建物がみえてくる。

IMG_9089【2014.11.25】大連市内にて

 1930年に建てられ、もともと関東地方法院として利用されていたが、現在は、大連市中級人民法院として使われている。現在も裁判が行われている建物なので、外からみることしかできない。
 バスの運転手は、マナーの悪い車に対して悪口を言いながら、運転する。韓国でも見たことのある光景だ。
 歩道では、おじいさんが子供に、歩道で小便をさせている。 なんだか、路上で、ペットの犬に小便をさせているのと変わらないようにみえて、案外、違和感がなかった。
 中国語の案内放送で、「機場」という単語が聞こえたので、下車した。

2014年11月 大連3泊4日
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 夕食を食べようと北朝鮮直営のレストラン「平壌館」に行ったが、営業している気配はなかった。

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【2014.11.24】平壌館

 今思えば、まだ開店時間ではなかっただけかもしれない。
 そのため「李先生」に行くことにした。

IMG_8670【2014.11.22】李先生

 そこはかとなく、ケンタッキー・フライドチキンっぽいが、李先生である。カーネル・サンダース先生ではなく、李先生である。牛肉麺や、定食を販売している。

IMG_9044【2014.11.24】李先生にて

 味はなかなかよい。ある意味、平凡な味でもある。食卓には醤油や酢醤油が準備されている。なんだか、日本の食卓にとても似ているような気がする。

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 一日中歩き回って疲れてしまったので、宿に戻って、しばらく休んだ。
 それから、夜の散歩にでかけた。空腹を感じていたというわけではなかったが、回族の食堂をみつけて、せっかく大連滞在最後の夜だし、もう一食事してみようかと思い入ってみた。次、いつ中国に来るか分からない。

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 アリババ牛肉麺。
 店内は女性たちはベールをかぶっているが、男性たちは漢族と変わりのない様相だった。メニューをみると、豚肉の無い中華料理店といった感じだ。英語で語りかけてみたところ、「English no」と言わてしまう。つたない中国語で話せばいいか。牛肉麺を注文する。

IMG_9045【2014.11.24】牛肉麺

 これはとても塩辛い。まるで、食塩水を飲んでいるような気持ちだ(泣)僕は辛いものは得意だが、塩辛いものはあまり得意ではない。
 一杯、10元(約150円)と良心的な価格だった。てっきり、20元だと思い、20元を渡してそのままお店を出ようとしたところ、大きな声で「おい、10元!」と言われる。「えっ?」という表情をしていると、店員の男が店の壁にかけられているメニュー板の牛肉麺のところを指さして10元だぞと指し示し、ようやく状況を読み込んで、10元札をうけとりにまた店内へと戻っていった。
 さて、夜の町を歩く。

IMG_9049【2014.11.24】大連市内にて

 まだ午後9時頃だったが、ほとんどのお店が閉められていた。大連のお店は、閉まるのが早いようだ。
 大連駅前まで歩いてみる。

IMG_9050【2014.11.24】大連市内にて

 高層ビルの電気があまり灯っていないのを見ると、 やはり高層ビルが過剰供給されているのかなと思う。
 宿に戻り、次の日の朝早くの出発に備えて寝た。

2014年11月 大連3泊4日
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