地球の覗き方

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カテゴリ:日本 > 香川県

 香川は朝食もやはり、「うどん」である(笑)

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【2016.12.11】飯野山

 目の前に「飯野山(いいのやま)」というすり鉢状の山を望む。ちょうど、丸亀市と坂出市の境界に位置する山で、「讃岐富士」といった別名がある。「富士」という名を冠する割には、雄々しさがない。なんだか、柔らかいのだ。
 今回の旅行、5軒目の讃岐うどんは「純手打ちうどん よしや」である。

IMG_1089【2016.12.11】よしやにて

 日曜日の午前9時から、車で家族連れがやってきて、うどんなどを食べている。さすが香川県である!

IMG_1087【2016.12.11】純手打ちうどん よしやにて

 おいしそうな、揚げ物が並ぶ。

IMG_1071【2016.12.11】純手打ちうどん よしやにて

 うどんという炭水化物に、揚げ物を車で移動しながら食べて回る。香川県は人口当たりの糖尿病患者が、全都道府県中、ワースト1、2を争うというが、それが理由だろうか。(意外にも肥満率の方は、全国で40番台ととても低い)

IMG_1072【2016.12.11】純手打ちうどん よしやにて

 冬季限定メニューである讃岐もち豚の「つけ豚」を食べる。熱い出汁に、冷たい麺をつける。

IMG_1074【2016.12.11】純手打ちうどん よしやにて

 香川県では「つけめん」ですら「うどん」なのだ(笑)
 もちもちと、かなり食べごたえのあるうどんだった。出汁は上品な味だったけれど、もう少し、どろどろと濃くてもよかったのかもしれない。ラーメンのつけ麺のように。
 それにしても香川県はあまりにも「うどん」が強い。香川県のラーメン屋さんはどういう思いで、ラーメン屋を営んでいるんだろうか。「うどん」は敵なのだろうか、それとも共存共栄すべき仲間なのだろうか。

IMG_1084【2016.12.11】純手打ちうどん よしやにて

 白身フライもつけて、すっかりお腹いっぱいになった。

■純手打ちうどん よしや
 住所 : 香川県丸亀市飯野町東二343−1
 営業時間 : 午前7時~午後3時


 丸亀にはゲストハウスがある。その名はゲストハウス「ウェルかめ」。

ウェルかめ


 シャワー不使用で素泊まりが1泊2500円だ。
 シャワー利用の場合3000円となるが、オーナーは宿から歩いてすぐのところにある銭湯の位置を、案内してくれた。湯船につかりたかったら、銭湯を利用すればよい。

IMG_1065【2016.12.11】ゲストハウス

 長屋の建物をゲストハウスに改装したものだった。廊下に沿って横長い部屋を、カーテンで適度な大きさに区切って、1人用の部屋や2人用の部屋として使う。なかなか、気の利いたアイデアだと思う。和室といえば、冬に寒いといったイメージがあるが、ストーブと温かい布団と毛布のお陰で、ちっとも寒くはなかった。

IMG_1063【2016.12.11】ゲストハウス

 時折、近くを走るJR予讃線の音がする。市街地にあるゲストハウスといった感じだ。
 夕食は、丸亀名物、「骨付鳥」を食べることにした。

骨付鳥スタンプラリー

 有名店である「一鶴(いっかく)」というお店で食べようとしたんだけれども、ゲストハウスのオーナーが「東京にも店舗あるし、あそこはいつも観光客で並ばなきゃいけないから、丸亀にしかないお店で食べたら」と提案するので、骨付鳥スタンプラリーの冊子の中から、「居酒屋三太郎」というゲストハウスの近くにある店舗を選んで、行くことにした。(一鶴の店舗は正確にいえば、東京ではなく横浜にある)
 ところで、スタンプラリー参加店舗は合わせて24店舗あるのだが、そのうちに一鶴はない。何か、仲が悪いのだろうか。居酒屋三太郎に入る。

IMG_1042【2016.12.10】居酒屋三太郎にて

 地元の人に人気なのだろうか、店内は賑わっていた。たまたま、忘年会シーズンにぶつかったことが理由であるかもしれないが。(しかし、隣の席で、煙草を吸っている人たちが気になる。分煙ができていない)

IMG_1044【2016.12.10】居酒屋三太郎にて

 瀬戸内海に面した丸亀であるだけ、魚介類も豊富である。

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 さて、骨付鳥が出てくる。

IMG_1048【2016.12.10】居酒屋三太郎にて

 初めから、包丁が入っていて、食べやすい。
 しかし僕にとってはとても味が濃くて、キャベツかごはんをたくさん食べたい、そういう味だった。コリコリとした食感は、おいしいんだけれども。

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 結局、魚介類ばかりを食べている。

IMG_1054【2016.12.10】居酒屋三太郎にて

 このお店はもともと、骨付鳥がメインなのではなくて、魚介類がメインのお店だったのかもしれない。

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 最後にお茶漬けでしめる。

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 アルコールが入ったせいか、すっかり眠くなってしまった。

IMG_1062【2016.12.10】居酒屋三太郎にて

 ゲストハウスについて着替えて、すぐ寝付いてしまった。
 友人は、 僕が着替えている間に、ゲストハウスの居間でいびきをたてながら寝てしまった(笑)


 我拝師山の出釈迦山から降りてきて、空腹を感じる。午前中、3軒ものうどん屋を回ったはずなのだが、標高480mになる山を登って、また降りてくると、さすがに腹持ちのよいうどんとはいえ、お腹が空いてくるのだった。
 この日、4軒目のうどん屋に向かうことにした。善通寺市内にある「釜あげうどん 長田 in 香の香」だ。

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【2016.12.10】釜あげうどん 長田 in 香の香

 うどん屋としては珍しく、午後5時までと、夕方までの営業となっている。営業時間は長いけれども、その代わり一週間のうち定休日が水曜日と木曜日の、二日間がある。
 とても人気店のようで、県内ナンバー、県外ナンバーの車が駐車場にひっきりなしに出入りする。

IMG_1029【2016.12.10】釜あげうどん

 温かい釜揚げうどんを食べることにする。

IMG_1027【2016.12.10】うどんのつゆ

 つゆは一回の注文で、一杯までだという注意書きがある。

IMG_1038【2016.12.10】うどん

 温かいうどんを注文したのだが、温かくてもかなりコシが残っていて、「もちもち」としている。これはおいしい。つい、2杯目を注文してしまったのだった。これはまた、食べたいうどんだ。今まで讃岐うどんは、冷たいものこそコシがあっておいしいと思っていたんだけれども、このうどんを食べてみて、考えを変えてみなくてはならないと思った。温かくても、コシが残って、もちもちとしておいしい讃岐うどんもあるのだ。
 一日で4軒もうどん屋を訪問した。人生で一番たくさん、一日の間にうどん屋を訪問した日になった(笑)

■釜あげうどん 長田 in 香の香
住所 : 香川県善通寺市金蔵寺町本村1180
営業時間 : 午前9時~午後5時
定休日 :  水曜日・木曜日


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