地球の覗き方

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カテゴリ: ラオス

 ヴィエンチャン(ラオス)およびウドンターニー(タイ)間の国際バスのヴィエンチャン側は、ヴィエンチャン市街地のタラートサオ(ຕະຫຼາດເຊົ້າ)近くのバスターミナルを発着する。

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【2016.12.23】バスターミナルにて

 ■ウドンターニー行き
 1日8本(8:00, 9:00, 10:30, 11:30, 14:00, 15:00, 16:30, 18:00発)
 料金 : 22000kip(約317円)

 を利用すればよい。
 また、ウドンターニーの手前、国境すぐ近くにあるタイ側のノーンカーイ(หนองคาย)行きの国際バスも発着するが、ダイヤと運賃は以下の通りとなっている。
 
■ノーンカーイ行き
 1日6本(7:30, 9:30, 12:40, 14:30, 15:30, 18:00)
 料金 : 15000kip(約216円)

 他に、1日2本のコーンケン(ขอนแก่น)行きの国際バスや、1日2本のバンコク行きの国際バスもこのターミナルを発着する。

■コーンケン行き
 1日2本(8:15, 14:45発)
 料金 : 50000kip(約750円)

■バンコク行き
 1日1本(18:00発)
 料金 : 248000kip(約3570円)

 国際バスチケットの購入には、パスポートの提示が必要だ。また、このバスターミナルではバスのチケットは、当日のものしか販売していないため、前日までに購入することはできない。

IMG_3579【2016.12.23】バスターミナルにて

 午後4時半にヴィエンチャンを出発し、ウドンターニーへと向かうバスに乗り込む。

IMG_3582【2016.12.23】バス

 タイの車両がやってきた。

ヴィエンチャン・ウドンターニー

 乗客はまばらだった。

IMG_3585【2016.12.23】ヴィエンチャン市内にて

 まず、国境へと向かう。

IMG_3591【2016.12.23】ラオスと日本の国旗

 ラオスと日本の国旗が描かれた石碑が見える。

IMG_3590【2016.12.23】ラオスと日本の国旗

 メコン川に架かるタイとの国境であるタイ・ラオス友好橋ととヴィエンチャンの空港とを結ぶ、ビエンチャン1号線の整備を日本のODAでおこなったという。

IMG_3593【2016.12.23】車窓

 国境付近は渋滞していた。

IMG_3595【2016.12.23】車窓

 まず、川を渡る前にバスを降り、ラオス側で出国を済ます。
 平日の午前8時から午後4時までを除いた時間、つまり土日祝日や平日の午前8時以前あるいは午後4時以降に国境を超える場合、手数料である11000kip(約170円)を支払わなくてはならない。

ラオス国境手数料
 
 パスポートを提示し、ラオスの出国カードを提出、それから手数料を払ってから、出国する。

IMG_3599【2016.12.23】免税ゾーン

 出国してからは免税ゾーンなどがあったが、すぐに待機している同じバスに乗ってタイ側へと向かわなくてはならないため、立ち寄る時間はない。

IMG_3602【2016.12.23】ラオス側出入国施設

 バスに乗り込むと、発車する。

IMG_3601【2016.12.23】バス

 メコン川を渡り、タイ側へと着く。

IMG_3604【2016.12.23】メコン川

 次に、タイへと入国する。

IMG_3606【2016.12.23】タイ側出入国施設

 大きい荷物はバスに置いていってもよいようで、乗客は手荷物だけを持って、出入国施設へと向かった。
 タイへの入国カードの記入を済ませ、パスポートと合わせて提示する。入国カードに記入するためには、筆記用具を持参しておいた方が、便利だろう。もちろん、施設にはペンが用意されているが、他の人も利用しているから、なかなか自分がペンを使える番が回ってこないのだ。

IMG_3611【2016.12.23】タイ側出入国施設

 タイに入国して、また待機している同じバスに乗り、ウドンターニーへと向かう。
 タイに入国した途端、路面の状況が急によくなり、バスは時速80kmを出すようになった。また、全体的に街が明るい。ラオスから戻ってくると、タイが先進国と感じられる。

IMG_3612【2016.12.23】ウドンターニーのバスターミナル

 ヴィエンチャンのバスターミナルを出発してからちょうど3時間で、ウドンターニーのバスターミナルへと到着した。約80kmほどの道のりだった。
 ウドンターニーの到着ターミナルは、Udon Thani Bus Terminal 1という都市の中心にあるターミナルである。


 バンコクにある、タイ王室の寺院であるワット・プラケオにはエメラルド仏が安置されている。しかし、このエメラルド仏がバンコクにやってきたのは1779年のことであり、それまでは、各地を転々としていた。
(参考 : #0412.チェンラーイにもワット・プラケオ(วัดพระแก้ว)がある!)
 もともと、インド東部で作られ、スリランカやタイ、カンボジアを移動し、現在のタイのチェンラーイに隠され、1434年に再発見されてから、1468年にはチャンマイ、1551年にルアンパバーン、1564年にはビエンチャンへと移動させられた。それから、1779年に略奪されるまで215年間、ヴィエンチャンに置かれたのである。

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【2016.12.23】ワット・ホーパケオ

 ワット・ホーパケオ(ຫໍພະແກ້ວ)はヴィエンチャンにおいてエメラルド仏が置かれていた、寺院である。ただしこの寺院は、エメラルド仏が略奪された当時に壊されてしまったため、建物は当時のものではない。1816年に再建されたが、1828年にまた破壊されてしまう。それから、フランス植民地時代の1936年から1942年に渡って再建工事がおこなわれる。しかし、この再建はかつての意匠とは異なり、19世紀のタイ(バンコク)の様式で建てられてしまった。

watphrakeo

 入場料は5000kip(約72円)だ。

IMG_3544【2016.12.23】ワット・ホーパケオ

 ラオス語のパケオ(ພະແກ້ວ)というのは、タイ語のプラケオ(พระแก้ว)と同義でエメラルド仏を示す。

IMG_3553【2016.12.23】ワット・ホーパケオ(ຫໍພະແກ້ວ)にて

 今まで、バンコクのワット・プラケオを訪ねたし、チェンラーイのワット・プラケオも訪ねたから、エメラルド仏のたどった道は大分、回ったということになる。
 そういえば、エメラルド仏はルアンパバーンではどこに安置されていたのだろう。それは15年間という短い期間ではあったのだが。

IMG_3556【2016.12.23】ワット・ホーパケオ(ຫໍພະແກ້ວ)にて

 現在は仏教寺院というよりは、博物館として利用されている。

IMG_3559【2016.12.23】ワット・ホーパケオ(ຫໍພະແກ້ວ)にて

 ちなみに、建物内は撮影禁止である。
 タイとラオスは今でこそ、異なる国ではあるが、エメラルド仏の歴史が示唆してくれるように、多くの歴史を共有している。

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 ヴィエンチャンの見どころも大体、見終わったので、国境を越え、タイへと向かうことにした。まず、宿に預けた荷物を引き取りに、宿へと向かう。 

IMG_3564【2016.12.23】モスク

 途中、モスクを見つける。

IMG_3565【2016.12.23】モスク

 中には、中東系の男性が集まっていた。
 隣国タイはその人口の4%~5%ほどがイスラム教徒とされるが、ラオスでは人口の0.01%(約700人)しか存在しないとされる。このモスクは彼らと、隣国や中東からやってきたイスラム教徒のコミュニティの場となっているのだろう。

IMG_3568【2016.12.23】タピオカミルクティー

 一杯、10000kip(約144円)のタピオカミルクティーを飲みながら、宿へと戻る。「chamichi」という日本を想起させる店名ではあるが、日本にはタピオカミルクティーなんかない(笑)

IMG_3571【2016.12.23】蓮の花

 宿で荷物をうけとり、タラート・サオ付近にある、タイのウドンターニー(อุดรธานี)行きのバスが発着するバスターミナルへと向かう。

IMG_3573【2016.12.23】バス

 韓国語が書かれているバスを見つける。
 調べてみると、チョンサン語学院(정상어학원)が所有するバスで、もともと韓国国内で英語を学ぶ塾通いの小中学生たちを送迎するのに使われていたバスのようである。今はなぜか、ラオスにいる。


 タート・ルアンをあとにする。

IMG_3522【2016.12.23】タート・ルアンにて

 タート・ルアンの近くには、広場が広がっている。

IMG_3520【2016.12.23】広場

 航空機やら、戦闘機が離発着できそうな広場だ。どういう用途のため、これだけ広い広場が確保されているのかはよく分からない。
 広場の周辺には、ラオスの国花であるチャンパー(ຈໍາປາ)が色とりどりの花を咲かせている。

IMG_3526【2016.12.23】チャンパー

 チャンパーの花は、白い花だけではなく、縁にピンクの色味がさしていたり、黄色い花もある。

IMG_3527【2016.12.23】チャンパー

 日本の桜のように、ラオスのチャンパーにもさまざまな品種があるようだ。

IMG_3528【2016.12.23】国会議事堂

 この広い広場に面するところに、ラオスの国会議事堂がある。
 近づいて写真を撮っても、誰も咎めない。

IMG_3532【2016.12.23】国会議事堂

 共産圏(および旧共産圏)では、政府機関の建物を撮影することは、禁止されている場合が多い。しかし、ラオスは現在も共産主義国家であるにも関わらず、こういった行為は咎められない。したがって、ラオスに共産主義国家らしさを感じることができない。
 国会議事堂の前には車が停められていたが、誰かが出入りしているようすはなく、静かだった。

IMG_3533【2016.12.23】ASEANの旗

 ASEANの旗がはためいている。

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 次の目的地へと向かうため、来た道を戻っていく。

IMG_3534【2016.12.23】牛の皮

 牛の皮を干している。

IMG_3536【2016.12.23】中国工商銀行

 ヴィエンチャンでは建設ラッシュだ。
 まだ新しそうな中国工商銀行のとなりには、新しいビルが建てられている。この静かな首都も、永遠に静かな首都のままではないのかもしれない。

IMG_3538【2016.12.23】パトゥーサイ

 パトゥーサイまで歩いて、戻ってきた。


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