地球の覗き方

地球のことをのぞいてみよう

カテゴリ: ポーランド

 ポーランドのスウビツェ(Słubice)の街を後にし、ドイツのフランクフルト(オーダー)(Frankfurt(Order))へと戻ってくる。

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【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 ぽつぽつと雨が降り始める。

IMG_0512【2017.3.17】オーダー川

 標識がそこが、ドイツであることを告げている。

IMG_0516【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 黒と赤と黄色に彩色されている里程標もまた、そこがドイツであることを告げている。
 
IMG_0518【2017.3.17】オーダー川

 ドイツ側の方が、整然としている。

IMG_0527【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 建物の塗装も、道路の舗装も整然としている。

IMG_0528【2017.3.17】オーダー川

 正直に言って、フランクフルト(オーダー)自体、ドイツの中ではどちらかといえば、経済的にそれほど裕福であるようには見えないが、それでもポーランド側のスウビツェ(Słubice)よりは、裕福に見える。

IMG_0531【2017.3.17】オーダー川

 しばらく国境を眺める。

IMG_0536【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 フランクフルト(オーダー)は、スウビツェのように雑然とした印象を与えない。

IMG_0538【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 ひときわ高い教会がある。

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【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 その周りに、団地が立ち並ぶ。

IMG_0541【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 また、川へと出る。

IMG_0547【2017.3.17】オーダー川

 ドイツは、国土の端にまで落書きがある。

IMG_0548【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 フランクフルト(オーダー)側にも、管理の行き届いていないアパート団地はある。

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 歩いて、フランクフルト(オーダー)駅へと向かう。

IMG_0554【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 市街は案外、起伏のあるところだ。

IMG_0556【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 フランクフルト(オーダー)駅は、丘の上にある。

IMG_0557【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)にて

 ここからまた、1時間強をかけて、ベルリン市内へと戻る。

IMG_0560【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)駅周辺

 ベルリンからポーランドへの日帰り旅行は幕を閉じる。

IMG_0564【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)駅

 列車はいよいよ出発するところだったから、写真を一枚撮って、飛び乗る。

IMG_0565【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)駅にて

 次回は、ポーランドをベルリン旅行のついでに立ち寄るのではなく、主たる旅行の目的地として訪問したいものである。


 スウビツェ(Słubice)の街中に、「KardamOn」というポーランド料理店を見つける。

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【2017.3.17】スウビツェにて

 店内に入る。

IMG_0418【2017.3.17】店内にて

 メニューは表裏がポーランド語とドイツ語になっていて、英語はない。
 ポーランド語は全く見当もつかない。ドイツ語は時々、英語に似ている単語があるからポーランド語よりはマシだが、やはり読めない。
 店員は英語は話せず、何かを説明しようとはするが、結局、ほほ笑むだけで終わってしまう。結局、おすすめのメニューを適当に出してもらうことにした。(この「おすすめ」という言葉ですら、スマートフォンの翻訳機能を利用していなかったら伝わらなかったと思う)

IMG_0426【2017.3.17】スープ

 牛肉の入ったスープだ。
 塩辛いと言えば塩辛いが、寒い、曇天の日だから温かいものは嬉しかった。

IMG_0433【2017.3.17】チキン

 それから、プレートが出てくる。鶏肉とジャガイモと、野菜だ。なるほど、これが「ポーランド料理」なのか。人生、初めて口にする。ジャガイモは、たれのついた鶏肉や野菜などとちょうどよい配分で食べ進めていく。
 食事をしていると、店内にガタイのよい酔っぱらった男性が入ってきて、店員や客に何かを言っていく。何かをくれと言っているようであったから、「お金をくれ」だとか「酒をくれ」だとか「タクシーを呼んでくれ」といった内容だったと思う。店員も客も「そんなの無理よ」といった反応を見せ、困ったように「やれやれ」とほほ笑んだ。
 ポーランドの通貨を持ち合わせていなかったから、ユーロで支払った。スマートフォンの計算機で10ユーロ(約1300円)ほどの価格を、求めてきたから、支払った。

IMG_0445【2017.3.17】ポーランド料理店

 その料理の内容にしては、高いように思われたけれども、ポーランド料理を経験できたし、よしとしよう。

■KardamOn
 住所 : Kościuszki 8, Słubice

IMG_0449【2017.3.17】スウビツェにて

 また、ドイツ側へと戻ることにした。

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 国境の橋へと向かう。

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 川を一つ挟んで存在する、ドイツとポーランドの格差を感じる。

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IMG_0467【2017.3.17】スウビツェにて

 川沿いに出る。

IMG_0473【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)を望む

 特に煙草を買うことにも興味がないから、これ以上用事はなかった。

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 またいつか、ポーランドを訪れたいと思う。

IMG_0479【2017.3.17】スウビツェにて

 スウビツェではポーランドの雰囲気は、味わいきれないと思う。

IMG_0484【2017.3.17】スウビツェにて

 国境の近くに、街の図書館がある。

IMG_0498【2017.3.17】スウビツェにて

 塗装がボロボロのアパートも、ドイツに行けば、数が少なくなるはずだ。

IMG_0500【2017.3.17】国境の橋

 国境の橋を渡る。
 こうして2時間と少しの間のポーランド訪問は終わる。


 スウビツェ(Słubice)の街にはさほど、見どころはない。

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【2017.3.17】スウビツェにて

 日本からはるばるヨーロッパにまでやってきて、ドイツとポーランドの国境に位置する、フランクフルト(オーダー)とスウビツェを訪れる必要があるのかと言えば、必要はないと思う。

IMG_0338【2017.3.17】オーダー川

 しかし、ドイツからポーランドへと川を一本隔てるだけで感じられる両国の格差を体験することは、EUという地域統合の試みの結果の一つの側面を知る上では、悪くはない。

IMG_0342【2017.3.17】スウビツェにて

 いくら国境検査が無いにしても、言語が違えば、通貨も異なるのだから、やはり国境は存在している。

IMG_0345【2017.3.17】フランクフルト(オーダー)の街並み

 川の向こうには、ドイツ側の街並みが見える。

IMG_0362【2017.3.17】スウビツェにて

 いくつかの路線バスは、国境を跨いで運行されている。
 ここポーランドのスウビツェから、ドイツのフランクフルト(オーダー)の中心部、それから鉄道駅まで路線バスで向かうことができる。

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 【2017.3.17】スウビツェにて

 人に住まれていないため、管理が行き届いていないように見える家も多い。

IMG_0367【2017.3.17】スウビツェにて

 オーダー川沿いには、湿地帯が広がる。

IMG_0379【2017.3.17】オーダー川

 早く、春が訪れたら、と思う。

IMG_0382【2017.3.17】オーダー川

 川の向こう側が雑木林になっていて、豊かな自然が広がっているように見える。

IMG_0385【2017.3.17】オーダー川

 あまり歩いていると、市街の外に出てしまいそうだから、折り返す。

IMG_0389【2017.3.17】スウビツェにて

 分厚い雲に覆われている。

IMG_0393【2017.3.17】スウビツェにて

 ホテルが見える。

IMG_0396【2017.3.17】スウビツェにて

 1階が風変りな構造をした家がある。

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 フランクフルト(オーダー)と同じく、街には団地の建物が立ち並ぶ。

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 歩き疲れてくる。

IMG_0409【2017.3.17】スウビツェにて

 昼食でもとって、休憩の時間としよう。

IMG_0413【2017.3.17】落書き

 街中に落書きが多いのは、ドイツと変わらない。

IMG_0415【2017.3.17】スウビツェにて

 さて、せっかくポーランドにやってきたのだから、ポーランド料理が食べたいのだが、見つけられるだろうか。


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