地球の覗き方

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カテゴリ: タイ

 ついに旅行は終わる。
 夜明け頃、ルアンパバーンを、空港に向けて出発する。

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【2017.12.19】ルアンパバーンにて

 気温は8度まで下がっている。寒くて、たまらない。

IMG_8476【2017.12.19】ルアンパバーンにて

 これから向かうバンコクもまた、気温が低く、16℃などと出ている。ちょうど東アジアの低緯度地域からインドシナ半島にかけて、強烈な寒波がやってきているところであった。
 ちなみに、ルアンパバーンではこの次の日、さらにその次の日は朝の気温が5度まで下がったそうだ。ルアンパバーンには暖房設備というものはないから、相当、寒かったはずだ。

IMG_8480【2017.12.19】ルアンパバーン空港にて

 ルアンパバーン空港は規模の小さい空港であり、国際線でさえも離陸の30分前までにつけば問題なく搭乗できる。国内線ターミナルと国際線ターミナルの区別はなく、待合室では、国内線の乗客と、国際線の乗客が混じる。
 飛行機は午前7時20分に離陸する予定だったが乗客が少なく、すぐに離陸準備が整ってしまったために、定刻より少し早めに離陸した。

IMG_8487【2017.12.19】機内にて

 午前7時20分をルアンパバーンを離陸するというのは、ルアンパバーンの住民がバンコクに行くならともかく、旅行客には使い勝手が悪い。乗客は、西洋人の旅行客と僕の合わせて、20人に満たないほどだった。
 バンコクへと帰る便には、友人が客室乗務員として搭乗していた。乗客が少ないため、仕事はさっさとすんでしまい、ただ、僕と雑談をするだけだった。ルアンパバーンからバンコクに行く便は、もっと時間帯のよいエアアジアなどに乗客を奪われているという。ただ、この便の折り返しの便は、バンコクを9時55分に出発する便となるため、旅行客にとって利用しやすい便となり、乗客は多くなるという。したがって、彼も忙しくなるそうだ。
 プロペラ機であるため速度はおそく、ルアンパバーンからバンコクまで2時間ほどを要する。

IMG_8489【2017.12.19】機内にて

 機内食のボックスにはラオス航空の就航地が書いてあったが、点線で結ばれていて、福岡や関西、それから成田へと就航する予定になっている。
 機内で到着地バンコクの気温が摂氏19℃であるという放送が流れる。客室乗務員はその低さに、驚いているようだった。

IMG_8492【2017.12.19】機内にて

 さて、バンコクが見えてきた。

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 さすが、大都会である。

IMG_8497【2017.12.19】機内にて

 客室乗務員の友人に別れを告げて、飛行機を降りる。バンコクらしくない涼しさに驚く。

IMG_8498【2017.12.19】スワンナプーム空港にて

 気温は本当に、19度だった。
 この日は昼になっても、天気がよく晴れているにもかかわらず、21度くらいにしかならず、記録的な涼しさだった。そのため一日中、バンコクに戻って来たという実感がなく、まだなおラオスにいるようだった。


 オートバイを返却してから、昼食を食べにいく。

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【2018.11.26】サメット島にて

 50バーツ(約175円)の、クイティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)を食べる。

IMG_7672【2018.11.26】昼食

 飲食不毛地帯のサメット島では、浜辺のレストランよりも、こういった屋台のものがおいしいと思う。

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 船の出港までまだ、3時間ほど時間がある。

IMG_7676【2018.11.26】サイケオビーチにて

 サイケオビーチ(หาดทรายแก้ว, Sai Kaew Beach)で、泳いでから、帰ることにする。

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 サメット島最長のビーチで、一番の賑わいがある。 

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 週末にこういったビーチにやってこれる。

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 それが、バンコクでの暮らし、ということになる。
 バンコクで働くという選択、それはなかなかいい選択をしたものだと思う。

IMG_7707【2018.11.26】サメット島にて

 次の日からまた働かなくてはならないと思うと、憂鬱ではあるのだが。
 東京での憂鬱と、バンコクでの憂鬱なら、バンコクの憂鬱の方がマシだと思う(笑)

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 午後4時にサメット島を出航する船に乗る。

IMG_7713【2018.11.26】サメット島にて

 30分の船旅だ。

IMG_7725【2018.11.26】サメット島

 陸地へと、近づいていく。

IMG_7732【2018.11.26】バーンペー港へ

 サメット島の影が、遠くなっていく。

IMG_7733【2018.11.26】サメット島の影

 島から戻ってくると、束の間の夢が明けてしまった、そういう感じだ。

IMG_7738【2018.11.26】バーンペー港

 午後6時にバンコクへ出発するバスのチケットを購入したため、1時間ほどカフェで時間をつぶす。

IMG_7740【2018.11.26】チョコレートケーキ

 バスターミナルの脇にあるカフェで、チョコレートケーキとコーヒーを飲みながら、バスの発車を待つ。

IMG_7742【2018.11.26】バンコクへ

 帰りも行きと同様、3時間半ほどでバンコクに到着したのだった。
 泳ぎ疲れたのか、車内ではすっかり眠りこんでしまったため、いつの間にかバンコクにワープしていた、そういう感じだった。


 起床して、朝ごはんを食べる。
 それから、宿の近くの、アオ・タプティムビーチ(อ่าวทับทิม, Tubtim Beach)へと歩いていく。

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【2018.11.26】宿周辺にて

 まだ、午前9時だった。

IMG_7605【2018.11.26】アオ・タプティムビーチにて

 宿のチェックアウトの時刻は、タイで一般的な正午だったから、まだ3時間ほど時間があった。

IMG_7607【2018.11.26】アオ・タプティムビーチにて

 フルーツシェイクをひとつ注文する。

IMG_7609【2018.11.26】アオ・タプティムビーチにて

 テーブルに荷物を置いて、海へと飛び込む。

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 アオ・タプティムビーチは東を向いていて、朝から十分に水温が高い。

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 1年中、朝から夕方まで海水浴が楽しめる、なんて陽気なところなのだろう。

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 熱帯はずるい(笑)

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 泳ぐ。

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 泳ぎ疲れたら、フルーツシェイクを飲みながら、休む。

IMG_7649【2018.11.26】アオ・タプティムビーチにて

 それからまた、泳ぐ。

IMG_7656【2018.11.26】アオ・タプティムビーチにて

 気持ちがよい。あっという間に3時間が過ぎてしまった。もっと泳いでいたいのに。
 バンコクで住んでいるアパートは、家賃8600バーツ(約30000円)のアパートであるが、そこにはプールはなかった。できればプール付きのコンドミニアムに引っ越したいと、サメット島への旅行を通じて、思うようになった。

IMG_7658【2018.11.26】宿へ

 宿へと戻る。

IMG_7660【2018.11.26】宿にて

 砂にまみれた足で、宿の中に入っていくから、どうしても宿は砂で汚れてしまう。

IMG_7659【2018.11.26】宿にて

 それが、海らしくていいのかもしれないが。

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 レンタルバイクを返却しに、船着場周辺のレンタルバイク屋へと向かう。

IMG_7662【2018.11.26】サイケオビーチ周辺

 サイケオビーチ周辺を眺めながら、船着場へと向かう。

IMG_7665【2018.11.26】サイケオビーチ周辺

 レンタルバイクを返却する。

IMG_7669【2018.11.26】ナーダーン港周辺

 まだ、正午を過ぎたばかりだった。
 帰りのフェリーの出港の時間までまだ、4時間ほど残っている。


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