地球の覗き方

地球のことをのぞいてみよう

カテゴリ: タイ

 夕方、チェンラーイからバンコクへと向かうバスに乗る。
 乗車時間が13時間にもなることを考えるとLCCを利用する方がよかったのだが、前日の予約では運賃が高かったから、高速バスという選択となった。タイではまだ、長距離路線バスを利用したことがないから、経験としては悪くないだろう。

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【2016.7.10】チェンラーイ市内にて

 まだ3時間ほど、時間がある。

IMG_1580【2016.7.10】チェンラーイ市内にて

 冷たいコーヒーでも飲みながら、休もうか。
 時計塔に面したところにある、パーンコーンコーヒー(Pangkhon Coffee, กาแฟปางขอน)に入る。
 アイスカフェラテを注文する。

IMG_1586【2016.7.10】パーンコーンコーヒーにて

 飲料はだいたい、一杯、50~80バーツ(約150円~240円)ほどだ。
 このお店は、タイ北部のチェンマイとチェンラーイに10店舗ほどの店舗を持つチェーン店だという。バンコクでお目にかかることはできない。

IMG_1587【2016.7.10】パーンコーンコーヒーにて

 韓国から持ってきた本を読むみながら過ごす。旅行中だからといって、必ずしもあちこちへと歩き回る必要はあるまい。
 なかなかおいしいコーヒーだったので、もう1杯追加する。

IMG_1591【2016.7.10】パーンコーンコーヒーにて

 タイのアメリカーノは、もとから砂糖が入っている状態出てくる。
 壁に、お店について日本語で説明が書いてある。

 パーンコーンコーヒー
 アラビカ100%コーヒー
 コーヒー豆はすべてPangKhon Arabica Beanです。地面から1mの高さの竹敷きでWet Process方式で乾燥、自然の風、日光、オゾンの最適な環境と正しい方法で熟成させ、1粒1粒を丁寧に収穫し、熟練した技でいためました。海抜1000~1500mのチェンラーイ県パーンコーンの恵まれた農作物開発の高地で山岳民族による管理がされています。以前、山岳民族はアヘンを栽培していましたが今はアラビカコーヒーの栽培で生計を立てています。それは緑や自然を増やす活動でもあります。
 パーンコーンのアラビカコーヒーはすべて上質の味です。そしてその1粒1粒がタイの自然に寄与しています。
「1杯のコーヒーが1本の木になります」

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 つまり、我々がコーヒーを消費することが、麻薬栽培の撲滅、山岳民族の生活の安定、自然緑化に寄与するのである。これは、以前の記事(#0400.タイ・ミャンマー・ラオス3国を同時に視界に入れられるゴールデントライアングルに行く)で述べたとおりだ。
 本を読んでいると、店員の女の子2人が、外に出て行ってしまった。お店の前で、自撮りなどを楽しんでいる。お店の中には僕しかいない。

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 雷の音がするとまもなく、大粒の雨が降り始めた。

IMG_1597【2016.7.10】パーンコーンコーヒーにて

 2時間ほど読書に耽っていただろうか。タイにただ、普段、読みたいと思って買っておいた本を読みに行くためだけに旅行するのもよさそうだと思う。
 まもなく5時半だ。ゲストハウスに荷物をとりにいってから、バンコク行きのバスが発着する約7km離れた郊外にある長距離バスターミナル(Terminal 2)に向かうことをことを考えると、そろそろ出発しなくてはならない。
 雨の中を歩くのは気がひけるのだが、バスの出発時間が決まっていることを考えると、そうするよりほかない。

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 北側の空は青空さえのぞいているというのに、大粒の激しい雨が降るのだ。熱帯らしい天気だ。

2016年7月 タイ北部6泊7日
前の旅行記:#0414.チェンラーイにあるワット・プラシン(วัดพระสิงห์)
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 昼になると、さすがに蒸し暑くなる。

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【2016.7.10】チェンラーイにて

 チェンラーイ(เชียงราย)の時計塔(#0408.そうか、カオソーイ(ข้าวซอย)は海老入りが答えだったか!)から北側に進んだところには、旧時計塔がある。新しい時計塔の完成で、場所を移されたものだというが、もはや、時間すら合っていない。写真を撮った時は午後1時53分だったのだ。

IMG_1529【2016.7.10】チェンラーイにて

 処分されなかっただけよかったと思うべきなのか、それとも時計としての役割を果たせないまま時計塔して立たされているその悲哀に同情するべきなのか僕には分からなかった。
 ワット・プラシン(วัดพระสิงห์)につく。

IMG_1570【2016.7.10】チェンラーイにて

 チェンマイ(เชียงใหม่)でもっとも格式のある寺院と、同名である。チェンラーイには、バンコクの王宮寺院と同名の寺院があれば(#0412.チェンラーイにもワット・プラケオ(วัดพระแก้ว)がある!)、タイ第二の都市チェンマイでもっとも格式のある寺院と同名の寺院もある。チェンラーイ市内は、タイ王国の縮小版さながらである。

IMG_1569【2016.7.10】ワット・プラシンにて

 もともと1385年に創建された、由緒ある寺院だ。
 まるまると太った、仏さまがいらっしゃる。

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【2016.7.10】ワット・プラシンにて

 いつも供え物をもらっているから太ってしまったのだろう!供え物の絶えることのない、民衆に親しまれている仏さまに違いない。
 トイレが借りたかった。トイレの方に向かうと、休んでいたおじさんが、男子トイレの方向を指さしてくれた。

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【2016.7.10】ワット・プラシンにて

 境内の建物は典型的なラーンナー様式(北部様式)で建てられている。

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【2016.7.10】ワット・プラシンにて

 赤と金の色彩が、とても豪華だ。

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 誰もいなかったが、扇風機が回っている。
 いつ誰がお参りに来ても涼しいようにという心づかいが嬉しい。いや、もしかしたらこれは参拝者の便宜のためではなく、仏さまが汗をおかきにならないようにといった配慮なのかもしれないが。

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 「すべてのことが順調に進みますように」とお祈りをしておく。

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 無責任で、貪欲なお祈りだと思う。仏さまもそのように祈られても、叶えようがないように思う。
 本来ならば「全てのことが順調に進むよう努力をしますので、どうかお見守りくださいませ」と祈願するのが正しいのだろうが、そう頭の中で唱える勇気もない。そういう努力をするほどの、覚悟が僕にないからだ(笑)

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 少しずつ雲が、分厚くなってきている。
 しばらくしたら雨季らしく、夕立が降るのだろう。

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 境内に参拝客は見当たらなかった。たまたま、そういう時間に来てしまったのだろう。

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 門にはかわいらしい、金の兎が描かれていた。

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 小さな、かわいらしい像があったので、カメラにおさめておいた。 

■ワット・プラシン(วัดพระสิงห์)
 開放時間:午前6時~午後7時
 入場料:無料

2016年7月 タイ北部6泊7日
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 チェンラーイ(เชียงราย)市街地。ワット・ムンムアン(Wat Mung Muang,วัดมุงเมือง)という寺院を通りかかる。

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【2016.7.10】ワット・ムンムアンにて

 仏塔に龍の装飾がある。そういう仏塔はあまり見たことがないように思う。やはり、タイ北部が中国に近いからだろうか。

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 ワット・ムンムアンの周囲は、市場となっている。

IMG_1500【2016.7.10】ワット・ムンムアンにて

 まだ朝から何も食べていなかったから、何か食べに行くことにした。
 ちょうどその時、西瓜売りのおばさんが僕に向かって手招きをしていたので、西瓜を買って、切ってもらって、ビニール袋に入れてもらうことにした。

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 時計塔に戻ってくる。

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 日曜日の昼はあまり、開いているお店が多くない。チェンラーイはどちらかというと昼よりは、夕方から夜にかけてが元気な町だと思う。
 「明同飯店」という食堂で、昼食とすることにした。

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  やはり、この町には華僑が多い。

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【2016.7.10】食堂にて

 グリーンカレーとチキンのスープ、それと、コーラを注文した。

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 コーラとご飯が出てくる。

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 さきほど買った西瓜を食べ、コーラを飲みながら、待つ。
 次に、チキンのスープが出てくる。

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 たくさん、具材が入っている。生姜がほどよくきいていて、体を芯から温めてくれそうだ。
 それから、グリーンカレーが出てくる。

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【2016.7.10】食堂にて

 どろっとしたカレーではなく、 さっぱりとしたスープ状のカレーだ。
 どろっとしたものよりは僕は、こちらの方が好きだ。暑い日には、さらっとした汗を流したい日にはこういう、さっぱりとしたものの方がいいと思う。タイではこれから、好んで、スープカレーを探していきたいと思った(笑)
 会計をしようとした時、店員たちはテーブルに座っておしゃべりをしながら、ニンニクの皮むきにいそしんでいた。夕方のための準備だろうか。平和な風景だと思う。コーラ、チキンのスープ、グリーンカレーあわせて140バーツ(約420円)だった。暑さにばててしまうことのないよう、残すことなくしっかり食べて、食堂を出た。 

■明同飯店(Muang Thong Restaurant, เมืองทองภัตตาคาร)
 住所:889/12 Phaholyothin Road Muang Chiang Rai Chiang Rai Thailand

2016年7月 タイ北部6泊7日
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