地球の覗き方

地球のことをのぞいてみよう

カテゴリ: タイ

 ワット・プラタート・ラムパーン・ルアンを去る。

IMG_2987
【2017.6.25】ワット・プラタート・ラムパーン・ルアン

 その美しい仏塔に、別れを告げる。

IMG_2989【2017.6.25】ワット・プラタート・ラムパーン・ルアン

 市内まで16kmの道のりを、ペダルをこいでいく。

IMG_2990【2017.6.25】田んぼ

 田んぼの中を進んでいく。

IMG_2992【2017.6.25】木造家屋

 行きは80分かかった道のりも、帰りは地図をいちいち確認しなくてもよかったから、60分ほどで到着することができた。
 途中、国鉄ランパーン駅に寄っていく。

IMG_2994【2017.6.25】ランパーン駅にて

 タイ北部で伐採したチーク材を、バンコク方面へと運ぶための中継地として繁栄したランパーンの、鉄道駅である。

IMG_3008
【2017.6.25】ランパーン駅

 1916年に開業している。

IMG_3000【2017.6.25】ランパーン駅にて

 タイの国鉄の駅は改札口がないから、自由に出入りすることができる

IMG_3001【2017.6.25】ランパーン駅にて

 バンコクとチェンマイを結ぶ列車の途中停車駅となっていて、バンコクから9時間でやってくることができる。

IMG_3003【2017.6.25】ランパーン駅にて

 しかし、上り列車、下り列車それぞれ5本ずつしか停車しない。

IMG_3007【2017.6.25】ランパーン駅にて

 だからとてものんびりとしていて、線路に降りてみても、どうせ列車は来ないから、誰もとがめない。

IMG_3009【2017.6.25】ランパーン駅前

 自転車を返しに、ゲストハウスへと戻る。

IMG_3011【2017.6.25】ワット・シー・ローン・ムアン

 途中、ワット・シー・ローン・ムアン(วัดศรีรองเมือง)という寺院に立ち寄る。ビルマ(ミャンマー)の様式で建てられている。19世紀初頭に、チーク材交易のためにやってきたイギリス商人にともなったミャンマー出身の職人たちがランパーンにいくつかのビルマ様式の寺院を建てていった。この寺院ではないが、タイ国内では最大規模のビルマ様式の寺院はこのランパーンにある。
 
IMG_3012【2017.6.25】花馬車の交通標識

 市内を自転車で走っていると、馬車の標識を見つける。

 ที่จอดรถม้า
停馬車場

 もすでに標識は古くなっていて、じきに撤去されてしまうのかもしれないが、それでもかつては標識が作られるくらいには、馬車が実生活に根付いていたのだろうと思う。


 ワット・プラタート・ランパーン・ルアンは特に、仏塔が美しいと思う。

IMG_2927
【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 その完全にきんきらきんではない、抑制された色彩が好きだ。

IMG_2955【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 タイ北部の建築や感性は、派手過ぎず、抑制をする。
 その抑制加減が、好きなのだ。

IMG_2970
【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 今はバンコクに住んではいるけれども、機会があれば、タイ北部に住居を構えてみたいとも思う。

IMG_2973
【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 今までタイ、いや東南アジアで見てきた仏塔としては、この仏塔がもっとも好きだ。
 今後、バンコクを拠点にして、インドシナ半島に詳しくなるうちに、ここの仏塔はどうだとか、あの仏塔はどうだとか、そういう評論ができるようになるかもしれない。

IMG_2951【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 雨季だが、ランパーンに滞在する二日間、雨はちっとも降らなかった。

IMG_2936【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 本堂の他にも、小さな離れがあって、そこにも仏像が置かれている。

IMG_2931【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 タイ北部の寺院の特徴ともいえる、黄金傘が輝く。

IMG_2945【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 タイは、バンコク周辺と北部で、全く異なる。このあたりはラーンナー王国として、18世紀後半までバンコク周辺とは異なる国であり、異なる文字を使う人々が住んでいたのだから、頷ける。

IMG_2975【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 いつまでも見ていたかったけれども、また自転車に乗って、市内に戻らなくてはならなかったから、しばらくして帰途につくことにした。

IMG_2981【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 また訪れたいと思う。

IMG_2980【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 しかし35度を超える灼熱の中を、延々と自転車をこいで移動するということはもう、しないだろう(笑)

IMG_2982
【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 空に、雲が広がる。

IMG_2985【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 サドルにまたがって、灼熱の中を、ペダルをこいでいく。

■ワット・プラタート・ラムパーン・ルアン(วัดพระธาตุลำปางหลวง, Wat Phra That Lampang Luang)
 ランパーン市内から南西方向に16km
 開放時間 : 午前7時半~午後5時


 ワット・プラタート・ランパーン・ルアン(วัดพระธาตุลำปางหลวง, Wat Phra That Lampang Luang)は、住宅街の中にある。

IMG_2881【2017.6.25】花馬車

 花馬車が停められている。

IMG_2887【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 これといって公共交通はないが、たくさんの参拝客が訪れている。

IMG_2888【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 大体が自家用車か、観光バスで来ているようだった。

IMG_2948【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 15世紀中葉に建てられて、タイ北部では重要な寺院のうちの一つで、三層の屋根がとても美しい。

IMG_2896【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 初期のランナー様式で建てられている。
 支柱はもともとチーク材だったが、のちにコンクリートに置き換えられた。

IMG_2908【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 参拝客が絶えない。

IMG_2906【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 建物の壁には古い絵が描かれているが、劣化が進行し、いまいちはっきりとしない。

IMG_2937【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 2500年前にブッダがこの地を訪れて、一本の髪の毛を落としていったという伝説が伝わる寺院だ。

IMG_2916【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 太陽光がぎらぎらと照りつける。

IMG_2919【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 初めてきたランパーンであるのに、何か懐かしいという感覚を覚える。
 日本の赤い頭巾と前掛けをした地蔵のようなものが、タイにもあるのだろうか。

IMG_2940【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 靴を脱いで、仏塔の周りを時計回りに回る。床は強い陽射しを浴びて、火傷しそうなくらい熱かったけれども、スリッパを貸し出していたからよかった。何かを唱えながら回っている人もいたけれども、タイでの暮らしがまだ三か月にしかならないこの時点で、それが何かということに関する知識は残念ながら、持ち合わせていない。

IMG_2957
【2017.6.25】ワット・プラタート・ランパーン・ルアンにて

 それにしても、仏塔が美しい。


↑このページのトップヘ